感情タグBEST3
Posted by ブクログ
野球のシーンが(ほぼ)出てこない野球小説。
実在の選手たちも、みんなそれぞれドラマがあるのだろうな。当然ですが。
終始女性視点が、なんとも恐ろし面白い。
Posted by ブクログ
想像してたストーリーとは全然違ってて、でもすごく良かった。
北澤宏太、なかなか魅力的な男性でした。
美潮とのことをもう少し詳しく知りたかったなー。
Posted by ブクログ
趣味は何かと聞かれたら、映画鑑賞、読書、野球観戦と即答します。だから、映画や本の野球ものは、一度でふたつ楽しめて、自然と評価が甘くなります。本作は、帯の「不覚にも涙してしまった」という和田豊・阪神タイガース前監督の言葉に惹かれ。
中学生の頃から地元のスター選手だった宏太。四国の独立リーグを経て、ドラフトでプロ野球チームに指名されて大活躍。そんな彼とめぐりあった女性たち。高校の同級生、ファン(正しくはほかの選手の)、野球雑誌の編集者、結婚相手の女子アナなどなど。
野球ものだと思って手を出したから、試合等のシーンがほぼないことに愕然。宏太の心のうちはわからず、女性の視点から描かれているのは面白いと思いましたが、彼と絡む女性たちがなんとなく上から目線な気もして、ちょっと乗れず。ここまで野球のシーンがないならば、宏太が野球選手でなくてもいいのではと思ったけれど、ほかの職業を考えてみると思い当たらず。やはりドラフト、野球じゃなきゃ駄目か。
そんなわけで(どんなわけよ(笑))、次は本城雅人を読みたいです。