あらすじ
【電子限定特典ペーパー付き】ボクたちはモノゴコロついたときからとなりにいていつでもいっしょ、なんでもはんぶんこだった――楓と塁は同じスイミングスクールに通う幼なじみの小学6年生。なんでもお揃いだったふたりの「ひとつだけちがうこと」それは、楓は女の子で塁は男の子だということ。少しずつ女性らしい体つきになっていく楓の戸惑いと、それを見守るまわりの人々の優しいまなざしを描く少年少女の成長物語。
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思春期の入り口で
作者の他の作品を試し読みし、こちらも購入しました。
可愛らしい絵柄で、二次性徴に入る頃の微妙な幼馴染の男女が描かれています。楓さんの戸惑い、もしかしたらご本人の性自認とも関わるのかも、と思いつつも、楓さんはずっと一緒にいる塁君のことが好きなようです。梢お姉さんお下がりの可愛らしいワンピース、最後には着ています(ずっと短パン姿でぼく、だった)。
水泳教室での進級試験、ずっと一緒に合格していたのが楓さんだけ進級したのは、どうやら一生懸命に泳いでいる楓さんを綺麗に感じたから、のようです。
大人になろうとしている楓は綺麗だよ、と言い切る塁君、モテそうです。
楓さん、戸惑いもあってお姉さんに下着のことを聞いたり、あまり泳げないたまちゃんのお胸をむにゅっと触ってしまう場面も印象的でした。