あらすじ
「集中力が持続しない」「疲れがなかなかとれない」「ストレスがたまり、ちょっとしたことでイライラする」……。
このような問題は、仕事のパフォーマンスを劇的に低下させます。逆に、これらを解決し仕事のパフォーマンスを上げれば、時間をかけて仕事術を学ばなくても仕事の効率を劇的に上げることができるのです。
本書は、数々のトップアスリートをサポートしてきた栄養管理士が、こういった問題を日々の「食事」によって解決するためノウハウを解説するビジネス書です。
これまで、著者がサポートしてきた選手のなかには、オリンピック金メダリストや、Jリーガー、プロ野球選手、バレーボール選手、プロゴルファーなど、スポーツの世界で、第一線で活躍する人が数多くいます。このようなアスリートがつねにハイパフォーマンスを出すために継続している食事術を、ビジネスパーソン向けにカスタマイズして紹介します。
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Posted by ブクログ
・血糖値を急激に上げない食事法→集中力の持続
×疲れたから甘いものを食べよう
○GI値の低い食品
・食物繊維から食べる
・疲労回復→ビタミンb1(豚肉、ニンニク、しょうが)、クエン酸
・エナジードリンクは逆に疲れる可能性
Posted by ブクログ
最近食事に対して非常に関心があるため購入。
1.食べ物を変えると人生が変わる
食べたものから人は作られている
人間関係も変わる
食習慣を変えるためには①目標を掲げる②知識を蓄積する③ルーティンにする
2.集中力を上げる食事
糖が唯一の脳のエネルギーは嘘
甘いものをとると血糖値が乱高下して逆に集中力が低下する
脂質から生成されるケトン体もエネルギーになる。
食べる順番、主菜や副菜から食べると血糖値の上昇が緩やかになる。
普通に生活してると現代では糖質過多になる。
隠れ糖質、ニンジン、ジャガイモ、カボチャ、トウモロコシ、調味料、果物、揚げ物の衣など
人工甘味料は血糖値を上げないがインスリンは、分泌される。脳が低血糖状態に陥る。
低GI値の食品を摂るようにする。白米→玄米など
3.思考力・判断力を上げる食事
DHA、EPAなどのオメガ3は脳を活性化したり、血流を良くするので積極的に摂る。青魚に多く含まれる。
アマニ油、エゴマ油、シソ油などでも摂れる。
朝食時に摂る方が吸収が高まるのでおすすめ。
MCTオイルを摂ると持久力、集中力、判断力などがアップする。バルサミコ酢などと一緒にサラダにかけるのがおすすめ。あとは完全無欠コーヒー。
トランス脂肪酸は脳にダメージを与える。
マーガリン、揚げ油、ショートニングなど
4.疲労回復に効く食事
疲労の原因は活性酸素、つまりストレスなどによって発生する身体の錆び老化の原因になる物質
抗酸化作用のある食べ物を食べる、睡眠の質を上げることによって除去
鶏胸肉、マグロ、カツオなどに含まれるイミダペプチドが最も効果が高い
ビタミンB1も疲労回復に必須、糖をエネルギーに変えるのに必要
ただし、水溶性なので一気にとっても意味ない、何回かに分けてとる。
豚肉、うなぎ、蕎麦、ごま、玄米、豆製品に多く含まれる。
豚肉×にんにくは最強の組み合わせ、にんにくにはビタミンB1の吸収を高める効果がある
しょうが、にら、タマネギ、ネギなどの香味野菜も同様の効果あり
クエン酸も積極的に摂る。果糖は血糖値を上げない。グレープフルーツは糖質が少ないうえに、果糖の割合が多く血糖値も上がらないのでクエン酸をとるのにおすすめ。
ビタミンCも多く含んでいる。
エナジードリンクはカフェインと砂糖が入っているので、一時的に効いても反動が来る
ならばタコ、イカ、牡蠣、ホタテなどにはタウリンが豊富なのでこれを食べれば良い。
寿司屋は疲労回復にはもってこい。シャリには注意する必要あるが。
脂質の取りすぎは内臓を疲労させる。カレーや焼肉など注意。
カレー粉を使って料理すれば脂質を大幅にカットできる。
朝は糖質とたんぱく質で乱れた体内時計をリセット出来る
夜食は内臓が消化に働くので睡眠が浅くなりよくない。
眼精疲労にはほうれん草、ブロッコリー、人参、トマトなどのルテインが効く。特に良質な脂質ととると良い。
5.メンタルを整える食事
メンタルと食事は密接な関係ある
ビタミンDが不足すると鬱っぽくなる。太陽の光に当たると体内で作ることが出来る。曇り空が多いときは食事に気をつける。
ビタミンDが多く含まれるのは鮭、うなぎ、卵、きのこなど。なかでも突出して多いのはキクラゲ。
腸内細菌は脳内の化学物質に影響を与え、思考や行動、人格などに深く関係している。
腸内環境は短時間で変化する
プロバイオティクスは納豆、漬物、味噌、ヨーグルトなどの発酵食品に多く含まれる。
プレバイオティクスとは、乳酸菌やビフィズス菌の餌。
プロバイオティクスと一緒にとると効果アップ。
プレバイオティクス、オリゴ糖は野菜、果物、味噌、豆腐、ハチミツなどに含まれる
食物繊維にも含まれる。海藻、果物、キノコ、野菜類
ストレスから救うのはビタミンC、ストレスを受けると消費する。小分けでとる。グレープフルーツ、イチゴ、みかんなど。
6.サプリメントの正しい使い方
サプリメントは成分表、原材料を良くチェックする。
自分に必要な栄養素を良く考えてサプリメントをとる。
何と無くでとるのはだめ。
サプリメントを摂る量、頻度は書いてある通りに摂る必要なし。足りない栄養素を考えてとる。
サプリメントは小分けにしてとる。
サプリメントはあくまで栄養補助。食事をきちんと摂ることが大事。