【感想・ネタバレ】乙女の家(新潮文庫)のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

個性豊かな登場人物たちに飽きることなく読み終えました。
物事を俯瞰してみるというのは中々難しいこと。自分として生きている限り、フィルターはかかるしおじいちゃん曰く目が近くもなる。
私の場合、学校の先生を「先生」っていう、人間とは別の生き物のように捉えていて、あるきっかけで先生の私生活を知り、あぁ私と同じ人間なんだと気付いたことが何だか忘れられない思い出です。
読みながら、自分の青春時代を思い出して懐かしい気持ちになりました。

0
2023年06月14日

Posted by ブクログ

付和雷同型のことなかれ主義な若菜。グループの中でもぱっとしない自分を変えたくて、レジェンド(?)づくりの家出を企ててみたり、誰かの輝く脇役として奮闘してみたり。
家族のあり方、あるべき「親子」像に悩んだり。
青春時代だからこそ抱える自分のアイデンティティへの悩みに、共感するところがあった。
また、個人的には女子校出身ということもあり、曾祖母、祖母、母、若菜のかしましいコミュニケーションも好感が持てた。

0
2020年03月29日

Posted by ブクログ

怒涛の自己分析と人間観察。こんなことのできるJKはたぶん存在しない。けど、彼女らの気付きや自己認識には覚えがある。言葉には出来なかったけど、こんな所を通って生きてきたんだなあ。

0
2019年03月17日

「小説」ランキング