あらすじ
江戸は品川、清洲亭。大工の秀八が始めた寄席はお客もついて順風満帆。本日も開業中。常連の真打・弁慶がトリを務めていた時、清洲亭の周りに幽霊が出没!? 気味悪がるおえいだが、その正体は弁慶への弟子入り志願の男だった。頑なに弟子を取らない弁慶の切ない理由とは。一方、乗り込んできた女義太夫がひと悶着を起こし―。芸を愛し、人のために尽くす。人の情けが身に染みるシリーズ第二弾。
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内容(ブックデータベースより)
幽霊がでたぁ!?
新・新田次郎文学賞受賞作家が贈る、大人気の人情満載落語時代小説第2弾! いきなり文庫!
江戸は品川、清洲亭。大工の秀八が始めた寄席はお客もついて順風満帆。本日も開業中。常連の真打・弁慶がトリを務めていた時、清洲亭の周りに幽霊が出没!? 気味悪がるおえいだが、その正体は弁慶への弟子入り志願の男だった。頑なに弟子を取らない弁慶の切ない理由とは。一方、乗り込んできた女義太夫がひと悶着を起こし──。芸を愛し、人のために尽くす。人の情けが身に染みるシリーズ第二弾。
オビネーム:幽霊がでたぁ!?
令和7年2月7日~9日
Posted by ブクログ
とにかくいろんなハプニングが続く清洲亭ながら、少しずつ人の輪も寄席としても充実してきて、登場人物たちも成長していくところが良い。
軽過ぎず重過ぎず、かつ知識も豊富に盛り込まれており、なかなか他に類をみない趣があると思います。
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寄席清洲亭シリーズ2作目。
清洲亭を囲む人が相も変わらずみないい人。
秀八夫婦の今後や、どん底武士のこと、天狗と木霊のことなど次作が待ち遠しい。
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内容(「BOOK」データベースより)
江戸は品川、清洲亭。大工の秀八が始めた寄席はお客もついて順風満帆。本日も開業中。常連の真打・弁慶がトリを務めていた時、清洲亭の周りに幽霊が出没!?気味悪がるおえいだが、その正体は弁慶への弟子入り志願の男だった。頑なに弟子を取らない弁慶の切ない理由とは。一方、乗り込んできた女義太夫がひと悶着を起こし―。芸を愛し、人のために尽くす。人の情けが身に染みるシリーズ第二弾。
Posted by ブクログ
寄席品川清洲亭シリーズ第二作。
相変わらずテンポ良く読める。やや内容は薄いが、それでも楽しい。
席亭の秀八は、少しずつ席亭として成長しつつもまだまだ勉強すること、経験不足なことがあり、寄席が好きで始めたことだが、生半可な覚悟では出来ないなと改めて思う。
義兄の千太も相変わらず、改心するのは、まだまだ先か。義母との関係も冷えきったまま。
妻のおえいのやきもきもそうは収まらない。だが良いこともある。
三味線のおふみと息子清吉にもちょっとした変化がある。
戯作書きの彦九郎はいよいよ夢を形に出来そうだが、心配事も。
長屋の絵描きの新助には訳ありの過去があるらしい。
落語界の重鎮・天狗の息子は寺で修行中だが、再び落語家として再生するのか。
いろんな伏線が張られたまま終了。
どうも長引きそうなシリーズ。