あらすじ
“BEASTARS”の原点がここに。肉食と草食が共存する世界。そこに溢れる様々な感情。この世界には、まだまだ語られるべき物語が無数に存在する。違うからこそ、向き合うことは難しい。難しいからこそ、そこに挑む姿は残酷で美しい。板垣巴留が描き出す珠玉の短編集。
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匿名
最高
2巻でレゴシとハルちゃんカップル、
3巻でアコちゃんとエアドのカップルが出てきます。
個人的にはアコちゃんへの好感度が爆上がり。
強く誇り高い精神を持つ、弱者の生きづらさが巧みに描かれてる。
原作を読んだ時はちょっと「自業自得」と思ってしまってゴメン。
その傷すら武器に使う強さに憧れてしまう。
差
差があっても仲良しでいられるように思いやりを持とう、
そんなメッセージを感じました。
傷付けられた者と傷付けた者の和解って難しいけど、やらかした方の事情にも踏み込むことで世の中が平和になる、ということ?
Posted by ブクログ
草食獣と肉食獣の関係が本当にコミカルに深く描かれてるなあとしみじみしてしまった。動物に限らず、人間関係もそうだよなと感じる。
本編やIIのキャラクターも細々と描かれていて、海洋生物編もあって、すっかりこの世界にいるような気持ちで楽しめた。
Posted by ブクログ
2巻は正直1巻と比べれば鋭さが無く、いまいちな印象を受けましたが、3巻は、別の方向に進化していて、おもしろかったです!作者さん、懐が深くなったなあ…と思いました!
亀のアブくんの話、めちゃくちゃ泣きました。「皆自分のことで精一杯なんだからそんなに気を配ってなんかもらえないって」と言った後に「生きるのなんてラクチンだろ」
ってこの言葉運び、言葉選びがもう最高。
レゴシのおじいちゃんみたいな、でもおじいちゃんよりちょいクールっぽいような…若かりしおじいちゃんのようなかっこよさ。
最後は花!!言葉を心に刺した後に花!!かっこいい!!
サディスティックなアルパカ…なんてこう凄く日常にありそうな、なさそうな案が浮かぶんでしょうか。作者さん天才です。