【感想・ネタバレ】おさがしの本はのレビュー

あらすじ

和久山隆彦の職場は図書館のレファレンス・カウンター。利用者の依頼で本を探し出すのが仕事だ。だが、行政や利用者への不満から、無力感に苛まれる日々を送っていた。ある日、財政難による図書館廃止が噂され、和久山の心に仕事への情熱が再びわき上がってくる……。様々な本を探索するうちに、その豊かな世界に改めて気づいた青年が再生していく連作短編集。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

多分、東京タワーは富士山なのだろう。単なる造形場の相似を遥かに超えた、もっと本質的な意味において。そう、現代の我々が東京タワーに捧げる憧憬は、昔の人々が富士山で捧げた信仰とあまり変わりないのだ 貸し出しの実績を見ても、購入図書の一覧を見ても、事実上、無料本屋ではないか 文字を読む能力を最も大規模に、かつ最も組織的に養い、鍛え、保ち、深めるための装置は一体何か。これはもう書物以外にはない

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2018年02月21日

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