あらすじ
好きな商品を大量に仕入れて仲間内で販売する、お気に入りブランドの広告を制作して動画サイトにアップする、商品の新用途を考えて逆提案する、先行き不明な新事業にクラウドファンディングで寄付する、経営危機の企業にボランティアで知恵を貸す――。もはや顧客は、商品・サービスを通じて便益を受ける立場に飽き足らず、「何かをしてあげたい対象」として企業やブランドを位置づけている。(「はじめに」より。一部改変)
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Posted by ブクログ
結構知っていることがあって驚きました。
ちなみに、この本を読んだきっかけは
企業アカウントで出てきたから(笑)
企業がより注目されるには
ファンを増やすことに尽きるんですよね。
そして、彼らが広げてくれたり
たとえ、会社がピンチでも
ファンの力でどうにかなっている例もありますし
(目の付け所のアレですね)
私が使っていた石鹸の会社が
取り上げられていたのにはおお!!と思いました。
いい石鹸があるということで知って
使ったら本当に心地がいいのなんの。
今は地元の会社の石鹸を使っていますが
これも取り上げて欲しかったかも(おいおい)
SNSはおっかないと言われがちですが
有名企業アカウントは
なんのそのですよね。
それと他にない強みを
少しずつの変更で維持していける会社も
本当に強いものです。
Posted by ブクログ
「モノが溢れている時代だからこそ、熱い思いで納得できるものをつくりたい、売りたい」ーあとがきより。
従来のマーケティングからの発想の転換をしたい、と考える方におすすめの書。
章立て、文の進め方などは好みの分かれる所とは思うが、荒削りながら新しい視点、考え方を提示してくれる。
オープンマインドで読みたい一冊。
Posted by ブクログ
さとなおもファンベースドブランディングを説いているし、『甦るサバ缶』も経堂のファン達が活躍する。ブランドのファンになることはいまどきのブランディングに必要なことだと思う。良書。
Posted by ブクログ
消費者をどのように消費させるかということではなく、熱いファンをつくる仕組みづくりが、これからのプロダクトやサービスにとってとても重要だと感じました。
Posted by ブクログ
いい本です。これからの時代、こうした仕組みを出来る会社が残るんだろうなあって言う、ある意味主役がお客様になった印象です。でも、もしこうしたことを日頃から意識している経営者にとっては、体系的な意味合いが大きいけど新たな発見は少ないかもって感じです。その一方で、応援される企業って価値観を意識し始めた管理職の方などにはぜひ読んでいただきたいかなって言うのが印象です。応援って言うのも全国区と地域では違ったります。地域で「あの会社いい会社だよね」って言われるのは何よりも代えがたい勲章でもありますね。
Posted by ブクログ
<目次>
はじめに
第1章 なぜ今、「応援」されるのか
第2章 応援経済が進行している
第3章 応援されるブランドの類型と特徴
第4章 応援される会社「4つの必要条件」
第5章 応援を味方につける方法
あとがき
<内容>
多くの事例を出しながら、宣伝ではなく消費者や関係各所が応援してしまう商品や会社のパターンを分析。これが新しい売り方と紹介している。簡単に言うと、「応援される」気持ちではダメで、自らはいい商品を一所懸命作って売ること。さらに売りっぱなしではなく、顧客の視線に立って「ダメなところ」に気づき、日々改善できる柔かさを持つこと。価格競争ではなく、価値の競争に持ち込むこと。