【感想・ネタバレ】外国人が熱狂するクールな田舎の作り方(新潮新書)のレビュー

あらすじ

岐阜県北部の飛騨に、世界80ヶ国から毎年数千人の外国人旅行者を集める人気ツアーがある。その最大の売りは「なにげない里山の日常」だ。小学生のランドセル姿に、カエルの鳴き声の拡がる田んぼに、蕎麦畑の中に立つ古民家に、外国人は感動する。なぜ、なにもない日本の田舎が「宝の山」になりうるのか。地域の課題にインバウンド・ツーリズムで解決を図った「逆張りの戦略ストーリー」を大公開。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

かなりリアルにヒントをもらえた。

企業経営手法、マーケティング手法(スキーム、PDCAプロセス)→地域経営への適用

企業人事部機能→地域全体における移住定住政策


良さは、ヨソモノにより再評価されることで、あたりまえのもののありがたさやすばらしさが発見される。旅行者、なによりそこでその場に生きて暮らしている人を豊かにさせる。豊かはそこで暮らせて、仕事があって、その地に誇りを持てること。

「地方部に移り住むということは、それまでの都市部でのキャリアを捨ててダウングレードするイメージがあるようにかんじられますが、個人的にはその逆で、地方部での新たなチャレンジはむしろキャリアアップを実現する機会のように思えます。」
この発想、この本を読んで説得力持って響いた。


もひとつ。
ゴール描いてそこに向かって愚直にやりつづけること。

このやりつづるために、必要なことは?
意志の総和。
足した大きさ。
か。

0
2018年06月09日

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