【感想・ネタバレ】小学館電子全集 特別限定無料版 『中上健次 電子全集』のレビュー

あらすじ

小学館電子全集ビッグバンキャンペーン特別限定版。

“紀州熊野サーガ”と呼ばれ、ひとつの血族と「路地」のなかの共同体を中心に物語群を創出
した中上健次。戦後生まれとして初めての芥川賞(第74回)受賞作『岬』と、産婆「オリュウノオバ」の目を通して、「路地」世界を神話的世界観で描いた『千年の愉楽』から「半蔵の鳥」を全文、エッセイでは、中上と同年代だった永山則夫について綴ったエッセイ「犯罪者永山則夫の報告」を全文収録。

また、長女・中上紀氏が、同じ作家として、父の思い出に留まらず、その足跡を辿った連載回想録「家族の道端」第1話全文と、妻・紀和鏡が最終巻に特別寄稿した「中上健次は電子本を読むか?」全文、唯一、モデルとして小説を描いた歌手・都はるみとの交友写真、「半蔵の鳥」の自筆生原稿に、“紀州熊野サーガ”登場人物を一覧化した家系図など、貴重な付録も満載。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

購入済み

サービス精神満載

有名な紀州熊野サーガの世界観を中心にして、本作を読む際の登場人物関係図など、かなりの豊富な情報と合わせての作品収録がなされており、読者にとって親切設計だといえます。作品を読むに、中上先生は細やかなところまで描く性格がありそうです。

#感動する

0
2022年03月01日

「小説」ランキング