【感想・ネタバレ】すべては導かれている~逆境を越え、人生を拓く 五つの覚悟~のレビュー

あらすじ

その覚悟を定めると、想像を超える出来事が。

人生に起こる、挫折や失敗・敗北、病気や喪失などの多くの苦難。そうした局面で、「ついていない」「自分には運がない」、あるいは「こんな目に遭うのは、あの人せい」などとネガティブな感情にとらわれてしまうことが多い。
しかし、もう立ち上がることができないと思われるような逆境においても、「すべてに意味がある」「私たちは良きことを為すために導かれている」 「逆境は成長の機会」「苦難を乗り越えるために必要なものはすべて与えられている」ことを心に定めると、力と叡智が湧き上がり、それまで想像もしなかった不思議なことがやってくるーー。

科学の道を歩んできた著者が、自らの身に訪れた逆境の数々と、覚悟を定めたあとに起きた不思議な人生の転換を、「大いなる何か」に関する考察と共に語り尽くす。

人はいつ死ぬかわからない、そして、いつか必ず死ぬ。だからこそ、この与えられた一日を、力を尽くして生き、歩み、成長していこう、という「成長への意欲」が人生のすべてを肯定する原動力になる。そう考えれば、不運・不幸と思われる出来事も、成長の糧として歩みを進めることができる、と著者は語る。

今、苦しみの中にいるすべての人へーー。日本を代表する思想家が、これまで明かさなかった数々のエピソードを織り込みながら、思いのすべてを綴った、必ずや読者の人生を変える、感動のメッセージ!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

大いなる何か、説明のつかないものがある、ということ、

それは、

多くの人が認識していることだろうけれども、

それを、

神というか、

霊というか、スピリチュアルというか、

未解明の謎というのが一番言いやすいのかもしれない、

人間の認識できる、一般論として普及する「科学的」な観点で論じるのが一番無難だから。

著者は、その信じ方は自由、といいます。

その中で、実体験に基づいて、

彼なりに、

どう信じることができるか、

を助言されています。

「信」の言葉の持つ強い意味についても、少し経ち留まって考えさせられます。

人間の認識できる次元外のものがある、



断言する、学者として、公言するのには

勇気がいる、というか、

証明できないものについて確信的に公に宣言するのには、

リスクが高すぎるし、

でもそれを伝えきっている、伝え続けている、

そう感じました。

知人にお借りした本。

先に、この本のもとになっている(?)講演の動画を見ました。

著者がこれを伝えるトーンや口調そのままが文章になっていました。

話された言葉をあらためて噛みしめ、刻むのによいですね。

講演でも、この本でも、5つの覚悟、を紹介しています。

覚悟、は、ここ数年わたしもずっと考えていた、

覚悟するかどうかの話なんだ、と。

あらためて、

覚悟、について

深められ、

その重要性、その変革性について、

学びました。

覚悟とは、

「心に思い定め、深く信じる」こと

「迷い」を超えること

5つの覚悟

1. 自分の人生は、大いなる何かに導かれている。
2. 人生で起こること、すべて、深い意味がある。
3. 人生における問題、すべて、自分に原因がある。
4. 大いなる何かが、自分を育てようとしている。
5. 逆境を超える叡知は、すべて、与えられる。

これらの覚悟を持つことで変わること

1. 日々の出来事の意味が違って見えてくる。極めて肯定的に見えるようになる。
2. 逆境に立ち向かう勇気が湧き上がる。
3. 直観と運気を引き寄せる。つまり、叡知が湧き上がる。

過去は無い 未来も無い 

有るのは、永遠に続く、いま、だけだ

いまを、生きよ、いまを、生き切れ



いったん、

人間の理解を超えるものがある、

ということを

引き受けてみる、

つまり謙虚になるということなのですね。

人間か管理しえない次元がある、

説明できない次元がある、

認識できない次元がある、

そしてそれらも私たちの生活、人生に、大きく影響を与えている、こと。

そして、その実態のないものについて、一つの説明を選ぶのではなく、

とにかく、何かがあるのだ、と、あいまいさとともに強く積極的に確信すること、

それをしているのが、一般の大多数の人と、著者やその他の信念ある人との違いなのかな、とか。

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2025年05月28日

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