【感想・ネタバレ】ユダヤ戦記1のレビュー

あらすじ

紀元66‐70年、パレスチナのユダヤ人たちはローマ帝国と戦った。だが、彼らにとってこの戦争の結末ほど悲劇的なものはなかった。聖性が宿ると信じられた都エルサレムと神殿を失ったにもかかわらず、彼らの神は沈黙したままだったからである。神の沈黙は彼らに神の再解釈を迫り、以後、ユダヤ人たちの運命は大きく変わった。2000年にわたる流浪の始まりとなったのだ。この戦争を克明に記録した本書は、古代キリスト教以来、現代に至るまで西欧社会の必読書であり、イエスの神性を保証するプルーフテクストとして機能してきた。第1巻は、アサモナイオス王朝の盛衰から開戦前夜までを収録。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ユダヤ古代誌より先に読んだほうがいいのかな…記事が簡略だし…
でも、ユダヤ戦記は今で言う近現代史ってかんじです。
やっぱりヘロデにめちゃくちゃページ割いてます。

0
2011年03月30日

Posted by ブクログ

神様はいないっていう、少し悲しい話だった。

それと同時に、神がいなくとも命を使い尽くすというヨセフスの強い気持ちも読みとれた。

0
2010年10月27日

Posted by ブクログ

前半部分は「ユダヤ古代誌」と内容が重なる。いかにユダヤ人が破滅へと向かって行ったか、要するにいかにしてローマと戦争が始まることになったか、までが描かれている。私には半ば自滅したようにしか見えないけどね。

0
2015年01月02日

「歴史・時代」ランキング