あらすじ
サラリーマンになるのはいやだ! と独立を志し、いろいろな事業を試みては、失敗を繰り返す泉卓也は、
ある日偶然、フェラーリに乗る弓池という成功者と出会う。
なぜ自分はいままでうまくいかなかったのか? どうすれば成功者の仲間入りができるのか?
人生で成功するということはいったいどういうことなのか?
数々の試練を乗り越えながら、弓池から多くを学び取っていった卓也が導いたその答えとは……?
本書の読み方
1.出会い
2.奪い合う競争の世界
3.2つの課題
4.人生は自分の考えた通りになる
5.人生の目的を見つける
6.訪れたチャンス
7.人生のすべては順調に進んでいる
8.許しの学び
9.成功の上昇気流に乗る
10.富と名声に満たされた日々
11.成功者からの贈り物
あとがき
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Posted by ブクログ
友人に勧められて読んで、1人の人間として、またビジネスマンとして生きていくうえで様々な指針を与えてくれた一冊。
印象的だったのは、「人生は思い描いたことしか実現できない」、「成功とは『自分を成功するにふさわしい』人間に高めることで手に入れるもの」ということ。夢や目標を明確に思い描くことの大切さ、またそこに向けて自分自身を磨き続けることの尊さを学んだ。
Posted by ブクログ
”自分の考えが、今の自分を表してるということ、
自分が何者であるか、という認識が将来こうなるというイメージになって実現する”、というところにすごく納得。
「儲けたい」と思うのと「儲けることができる人間だ」
と思うのとでは天と地との差がある。
「儲けたい(でも自分は儲けられる人間じゃない)」と思ってる人は決して儲けることができない。と。
でも、長年染み付いた考え方を変えることはなかなかできない。
考えを変えるには、
考え → 言葉 → 行動 を
行動 → 言葉 → 考え にすればいい。
つまり成功者の行動を真似する。
そりて成功者の考えを言葉にする。
というのがもっとも簡単で早い方法。
真似をすること。
ほとんどの商売はマネして成功している。
また
”こうありたい”と思える人間であるかのように振舞う。
自分の精神を自分でコントロールする。
「今苦しい思いをしているのは、将来君と同じ苦しい思いをしている人に出会った時に彼らを助ける為なんだ」
「今体験している辛い出来事も苦しい思いもすべて、成功する為に誰もが通る道だ」
なにかビジネスを始めようとか、どこかのゴールを目指している時に苦難に直面しても、こういう風に考えることで、挫折が防げるのかもしれない。
「人生が動き出す時は大抵急なのだ」
確かに。私の今までの人生そうでした。
「成功とは成功することをやることではない、成功する自分になると受け取ることができるもの」
何か儲かるビジネスをすればそれで成功すると思っている。でも『何をやるか』ということだけに集中しても成功は手に入らない。自分を”成功するのにふさわしい人間にまで高めた時に成功は手に入る
こういったことを成功者を目指す主人公が直面する具体的な事例でわかりやすく例えて学ぶことができます。
現代の日本のリアルな現実に当てはめてあるので、とても理解、共感しやすいです。
この先、何度か読み直す本になりそうです。
読み直して、軌道修正しながら私も成功者の道を歩んで行きたいと思います。
Posted by ブクログ
なんとなくBOOK・OFFで手に取って買った本でしたが、内容は凄く惹き込まれるものでした。
事業をしてる卓也という青年が弓池さんという男性との出会いによって人生が成功していくというストーリーですが、読んでいて確かにと納得する部分やなるほどと参考になる部分が3ページ毎くらいに出てきました。ただそれで途中疲れてくることもありましたが・・・
なかでも メモを取ることの大事さや相手の立場になって考えることが儲けるコツということや10人の経営者を訪ねた部分で成功するまで諦めないことと明確な目標を持つというのはとても学びになりました。
あと卓也が経営者となってから人選で失敗した際に弓池さんから何をするかより誰とするかというところから面接時の人選のコツを教わるのですが、そこは凄く刺激を受けました。なぜこの質問をするのかということが、なるほどなと思ったと同時に質問から読み説けるものが自分の意思に適しているかということは会社単位だけでなく、個人の生活の中でも使えることだと思いました。
本書の中で一貫して語られているのが、不幸なことは自分が引き寄せた試練であり、そこを乗り越えてこそ成功があるということだと思います。
成功する自分になるということはそういうことだということをこの本を読んで感じました。
たまたま買った本でしたが、実際はこれほど上手くいくわけではないけど卓也の経験を自分が疑似体験してるような感覚もあってそのなから学びになる部分も多く、凄く自分は刺激を受けました。
何事にもチャレンジし、小さな目標を達成していくことそれからやっていこうと思います。