あらすじ
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歌川国貞(3代豊国)の代表作「江戸名所百人美女」。100の名所を背景に100人の美女が描かれた、揃い物の浮世絵です。日々の生活を営む江戸時代の女性が生き生きと描かれています。それはまるで、国貞が実際に見聞きした女性──実在の人物のように、その人生が浮かび上がって見えるのです。本書は「江戸名所百人美女」を絵解きして、当時の女性の風俗習慣を探ります。隠れて恋文を書く娘、男気溢れる芸者、逢引きを楽しむ奥女中など、さまざまな女性が登場。なかには、意外な一面を持つ美女も……。テレビドラマなどの時代考証家である著者が、わかりやすくかつ楽しく、国貞の目が捉えた江戸の暮らしを紹介します。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
華やかな娘時代から
働く世代まで
庶民から旗本の姫までの
美女100人が圧巻です
そして 絵の美女とコマ絵の場所が
上手にリンクされていて
見る人が見る 知ってる人が見ると
なお面白いという 粋な趣向でした
Posted by ブクログ
解説がすごく詳細。髪型や着物で、或る程度年齢や身分が分かると解説してくれてるんだけど、何度出てきても髪型の見分けがつかなくて、それをイラストで最初にまとめてくれていたら、もっと楽しめると思った。
あと、解説が詳細すぎて、途中で疲れてきちゃった。
読者って贅沢者だわ(^^;)作家さんも大変だ。
4ページで1セットになっていて、絵が見開き2枚で、その解説が次の見開き2枚。でもどちらかというと、解説を読んで、戻って浮世絵を眺めて納得を繰り返すのが面倒で、見開きで浮世絵とその解説を書いてほしかったな。。。
題材の浮世絵にがっかりするのが、美女といっても、このころは遊女がほとんどなのが、私はいつも鹿鳴館で踊っていた幕末の妻が遊女なのと同じ位がっかりとしてしまう。