【感想・ネタバレ】不安な個人、立ちすくむ国家のレビュー

あらすじ

経産省若手官僚が問いかける、日本の未来
150万ダウンロードを記録した資料を補足を含め完全版として書籍化。
20~30代の官僚たちが現代日本を分析した未来への提言。

2017年5月に産業構造審議会総会の配布資料として公開されると、
多くのメディアに取り上げられ、瞬く間に150万ダウンロードを記録、
賛否両論を巻き起こした「不安な個人、立ちすくむ国家~モデル無き時代をどう前向きに生き抜くか~」。

これは「経済産業省次官・若手プロジェクト」の一環として作られたもので、
今後日本が立ち向かうべき課題
「富の創造と分配」
「セーフティネット」
「国際秩序・安全保障」
について議論を重ねたもの。

この資料に補足を加え、さらには養老孟司、冨山和彦、東浩紀らとの対談を収録した完全版。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

経産省の若手官僚がまとめたレポート(スライド)に、有識者と呼ばれる人との対談+メンバーへのインタビューがまとまった本。
データもさることながら、対談は面白い。仕事で多少経産省の方々と絡むことがありましたが、結構、我々企業側としても話しやすい点はあるな、と思ってます。
本には、官僚は意見を表明するな、的な批判ももらったという主旨がありましたが、全然そんなことはないと思う。未曾有の時代を進むために、官とか民とか関係なく、考えて協力しないといけないでしょう。
ま、ある意味、ポジティブな「諦め」も必要というのは、同感。

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2020年01月28日

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