【感想・ネタバレ】「上に立つ人」の仕事のルール 苦労して成功した中小企業のオヤジが新人のボクに教えてくれたのレビュー

あらすじ

本書は、「上に立つ人」あるいは「上」を目指して成長していこうとする人のために書かれた本。一代で会社を築いた「オヤジ」が教えてくれた、著者の実体験に基づく、小説仕立てのビジネス書です。

バブル期の大阪、主人公である「ボク」が入社した会社は、浮足立った時代模様からは程遠い、ビルメンテナンス事業を行っている中小企業。

その会社の創業者である会長(オヤジ)の秘書役として働くことになったボクが、時にオヤジからひどく怒鳴られながら、「人の上に立つ人」として大切なことを学んでいきます。

「会社には、あえてダメ出しをするようなうるさい人間も必要」
「業務改善を提案しても、実行されなければ意味がない」
「結果を恐れず、『行動すれば、必ずうまくいく』と信じる」

今の時代だったら完全にパワハラだが、それでも憎めないオヤジから語られる内容は、人によっては「当たり前のこと」と感じられるかもしれません。

しかし、時代が移っても決して変わらない、「仕事の基本」を押さえておくことが、リーダーになるためには必須なのです。

会社、そしてこれからの社会を引っ張っていく人のための、地道だけれども、いつまでも大切にしたい、オヤジからの教えがつまった一冊です!

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Posted by ブクログ

この本の舞台は、平成初期、バブル真っ盛りの大阪。
「中小企業の経営者(オヤジ)の秘書になった主人公(ボク)が、叱られながら、仕事で大切なことを学んでいく」というビジネス小説です。

部下を厳しく叱りつつも、温かい愛情を注ぐオヤジに、強い魅力を感じました。
関西弁で語られるオヤジの言葉には、不思議な説得力がありました。
その例え話は秀逸で、話がすっと腹に落ちてきます。
「お前ならきっとできる」「思う存分やってみろ」
何度も聞かされるオヤジの言葉には、強い勇気をもらいました。

読みやすい良書でした。
ビジネス書なのに『がばいばあちゃん』を思わせる面白さ。
おすすめです!!

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2017年09月09日

Posted by ブクログ

さっと読めるビジネス小説だと思います。熱意を持って接する事を徹底したオヤジの姿がとても好印象で、嫌われてでも伸ばすために死闘を繰り返すところなど、抜粋して自分に活かせるところは多々ありと感じます。

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2023年09月18日

Posted by ブクログ

当たり前なんですが、昭和な考え方だなぁという感じ。今の上司の世代はこう言われて来たのかな?と考えることができたので今後意思疎通しやすくなるかも。
今の若い世代に同じことはできない。
これはきっとオヤジだからですね。

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2017年11月29日

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