あらすじ
そこに入ってはいけない…。
逃げ場ゼロの恐怖、閉ざされた場所で人知れず起きた怪奇!
加藤一、雨宮淳司、神沼三平太、高田公太、橘百花、つくね乱蔵、戸神重明、鳥飼誠、ねこや堂、久田樹生、深澤夜、三雲央、鈴堂雲雀、渡部正和――恐怖箱の人気作家14名が「閉鎖空間の恐怖」をテーマに競演!
暗く、狭い場所――例えば、島、村、拘置所、防空壕、水の中、車、トイレ、クローゼット…。閉ざされた社会や、逃げ場所のない空間で起きた恐怖ばかりを集めた空恐ろしき実話怪奇譚。かくれんぼで遊ぶ子供が隠れたダンボールの中は…「かくれんぼ」、封印されていた実家の屋根裏部屋の秘密…「ちゃぶ台」、祖父危篤の報せに戻った故郷の島、だがそこには恐ろしき因習が…「サークル」他、絶体絶命の状況で体験した限界ギリギリの恐怖32話!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
このシリーズは数冊しか読んでいないが、これが今のところ一番怖かった。書き手が変わっていく形式なので読んでいて飽きが来ない。自分は家に関するホラーが好きなようで、家に関する話は良かったと思う。クローゼット、家賃格差、受け継ぐが好き。受け継ぐはその中でも特にオススメ。過去の因縁が夢などに現れて断片的に体験するというのはいい。これはあくまで体験談なので、真相は解明されないだろうが、真相が気になる話だった。
短編集って、こんな感じ?
この手の短編集みたいなのを、初めて読みました。起承転結の結が無くて、読んだ後、しっくり来ません。なんか、スッキリせず、後味が悪い。