【感想・ネタバレ】女盛りは腹立ち盛りのレビュー

あらすじ

日本の産業PRを疎かにした時の首相に資質がないと怒りつつ、〈お名前様〉〈ご住所様〉と何でも“様”を付けたがる過剰な日本語使いの店員に苦言を呈す。真剣に《怒る》ことを避けてしまったすべての大人たちへ、その怠慢と責任を問う、直球勝負の痛快エッセイ五十編。我ながらよく怒っていると著者本人も思わずたじろぐ、怖くて優しい本音の言葉。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

 先日、週刊朝日休刊の報を耳にし、活字派の私としてはとても寂しい思いをしています。内館牧子さん、週刊朝日掲載のシリーズです。「女盛りは腹立ち盛り」、2017.12発行。 ①過剰な丁寧語、断定を回避する言葉、往生際の悪いことよ。はい、自分の言葉には自信と責任を。②女子水泳選手の言葉「楽しんできます」。これに、古橋広之進氏は「楽しむというのは違う。国費を使って行くわけだから、その自覚が必要。」 全く同感です。ひたむきさがなくなれば、人は下品に。

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2023年05月31日

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