【感想・ネタバレ】世界は変形菌でいっぱいだのレビュー

あらすじ

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変形菌(粘菌)と暮らす16歳の少年が、
10年間で見たこと・ 体験したこと・知ったこと・考えたことを、
のびのびした文体で綴った一冊。

「キレイ」な子実体だけじゃない、「フシギ」な変形体の魅力が満載!

内閣総理大臣賞ほか数々の栄冠に輝いた研究や、
いま世界で話題の写真家 濱田英明さんの撮りおろし写真を多数掲載。

自由研究の参考書にもおすすめ!

(本文より抜粋)
●第3章
どこにでもいます! ぼくは誰かに「変形菌ってどこにいるの?」と聞かれたら、いつもそう答えています。
「どこにでも」と言っても、さすがに都会や家の中にはいないでしょ?と思うかもしれません。
でも、変形菌は本当にどこにでもいるかもしれないのです。
●第5章
ぼくは小学1年生から変形体の研究を続けています。変形体たちと暮らしていて生まれた「もしかして動きが違う?」という
疑問をきっかけに実験を始め、疑問を解決しては、その先にある新しい謎を追いかけ、それを繰り返しているうちに
気がついたら10年近くが過ぎていました。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

著者の10年を、ぎゅっと凝縮した名作。変形菌について初めて知ったけど、愛が詰まっていて全体的に素敵だなと思えた。お父さんお母さんは理系ではないとのこと、両親が子供をどのように支えてきたのかも、母親目線で気になった。写真もいっぱいで、絵も多く、著者の感性・行動とにかく素晴らしい。

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2021年10月11日

Posted by ブクログ

変形菌、子実体、胞子、粘菌アメーバー、菌核。様々に変化する変形菌の世界に招き入れてくれる。探究心、研究、考察力に年齢は関係ないのね。表現力もまな君すごいなぁ。

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2018年09月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

写真のなんときれいなこと。変形菌とのコミュニケーションの一つが写真撮ることなのだろう。こういう風に好きなことを突き詰めながら育つ人が日本でも出てきているのだなあ。うまく進めるように。生き物だから大変だよねえ。
201906再読。ときどきこういうのが必要になるくらい気持ちが疲れる。

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2018年04月29日

Posted by ブクログ

出逢いはEテレの「カラフル!」でした。そこで変形菌が友達だという少年が出てきたのです。幼い頃に知った変形菌に興味をもち、自ら採取して飼育して専門家の先生とともにフィールドワークする姿が映し出されていました。
なんて素敵な少年なんだと思っていたら、現在高校生となった少年は今でも変形菌の研究を続け変形菌の本を出したということを知ったのです。それがこの本の著者増井真那さんだったのです。

写真を多く掲載し変形菌のことがわかりやすく紹介されています。専門家の人が書かれる本は専門家の人にとって当たり前のことと一般の人の当たり前に差異が生じ、そのためにわかりにくくなるものもあります。しかしこの本では普段変形菌と接していない人はこういう部分がわからないだろう、知らないだろうというポイントがしっかりと押さえられており、そこをフォローしつつ進むのでわかりやすかったです。
5歳の時に変形菌に出逢って興味を持ったという話からはじまり、変形菌とはそもそも何なのか、普段変形菌とどのように接しているのか、それを通じて変形菌の魅力を今一度伝え、現在行なっている研究の内容という流れがとてもきれいなんですね。だからわかりやすい。
そこはやはり変形菌に対する愛なのだろうと思うのです。好きだから知りたい。好きだから他の人にも知って欲しい。そんな思いで今まで数多くの人に変形菌のことを伝えてきたのだろう。だからこんなにもわかりやすく伝えられるのだろう。そう思わせる記述がそこかしこにあるのです。

興味を持って好きになる。そのことがこんなにも世界を広げる。そのことがこんなにも輝かしい。変形菌を通じてそんなことも思わされました。

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2018年04月16日

Posted by ブクログ

変形菌を愛する彼は2001年生まれの当時16歳。変形菌を飼育し、その変形菌を「子」と書いている!6歳から飼育を始め、2022年の現在もドップリと変形菌を研究し続けている。

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2022年10月28日

Posted by ブクログ

自分の好きなものに打ち込めるのはとてもよいこと。見逃してしまうような、日常にひそむ変形菌にスポットを当てている。写真は鮮やかできれいだけど、苦手な人は苦手かな。青少年向け。

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2018年11月07日

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