作品一覧

  • 変形菌ミクソヴァース
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    1巻2,200円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 変形菌とはなにものか? 変形菌はどんな生活をしているのか? 幼いとき、この謎の生きものに魅せられてしまった著者が、変形菌目線ともいうべき視点からその生態をいきいきと語ります。 20歳の変形菌研究者が案内するのは森、道、雪の下などで人知れず営まれている、小さな生きもののダイナミックなライフ・イベント。 イオウモジホコリ(子実体)、イタモジホコリ(変形体)、ジクホコリ(子実体)などはもちろん、著者の研究テーマである「変形菌の自他認識」の決定的な瞬間まで、まさに知識の拡張体験を愉しめる一冊です。 読みやすい文章と、著者撮影による圧倒的に美しい画像で、私たちの身近な世界に「新しい視点」を見せてくれます。 霊長類・人類学者 山極壽一さん大推薦! 【著者略歴】増井真那(ますい・まな) 2001年東京生まれ。5歳で変形菌に興味を持ち、6歳から野生の変形菌の飼育を、7歳から研究を始める。日本学生科学賞 内閣総理大臣賞など多数の受賞歴をもつ。17歳で国際学術誌に論文が初掲載された。フィールドワークで得た経験と、「変形菌の自他認識」をテーマとした研究知識をもとに、変形菌の魅力を世に広めるべく日々精力的に活動中。講演会やワークショップ、メディア出演など幅広く活躍する。慶應義塾大学 先端生命科学研究所所属。公益財団法人 孫正義育英財団 正財団生。日本変形菌研究会、日本生態学会、日本進化学会、日本菌学会会員。
  • 世界は変形菌でいっぱいだ
    4.6
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 変形菌(粘菌)と暮らす16歳の少年が、 10年間で見たこと・ 体験したこと・知ったこと・考えたことを、 のびのびした文体で綴った一冊。 「キレイ」な子実体だけじゃない、「フシギ」な変形体の魅力が満載! 内閣総理大臣賞ほか数々の栄冠に輝いた研究や、 いま世界で話題の写真家 濱田英明さんの撮りおろし写真を多数掲載。 自由研究の参考書にもおすすめ! (本文より抜粋) ●第3章 どこにでもいます! ぼくは誰かに「変形菌ってどこにいるの?」と聞かれたら、いつもそう答えています。 「どこにでも」と言っても、さすがに都会や家の中にはいないでしょ?と思うかもしれません。 でも、変形菌は本当にどこにでもいるかもしれないのです。 ●第5章 ぼくは小学1年生から変形体の研究を続けています。変形体たちと暮らしていて生まれた「もしかして動きが違う?」という 疑問をきっかけに実験を始め、疑問を解決しては、その先にある新しい謎を追いかけ、それを繰り返しているうちに 気がついたら10年近くが過ぎていました。
  • 世界は変形菌でいっぱいだ

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    著者の10年を、ぎゅっと凝縮した名作。変形菌について初めて知ったけど、愛が詰まっていて全体的に素敵だなと思えた。お父さんお母さんは理系ではないとのこと、両親が子供をどのように支えてきたのかも、母親目線で気になった。写真もいっぱいで、絵も多く、著者の感性・行動とにかく素晴らしい。

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    2021年10月11日
  • 世界は変形菌でいっぱいだ

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    変形菌、子実体、胞子、粘菌アメーバー、菌核。様々に変化する変形菌の世界に招き入れてくれる。探究心、研究、考察力に年齢は関係ないのね。表現力もまな君すごいなぁ。

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    2018年09月25日
  • 世界は変形菌でいっぱいだ

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    ネタバレ

    写真のなんときれいなこと。変形菌とのコミュニケーションの一つが写真撮ることなのだろう。こういう風に好きなことを突き詰めながら育つ人が日本でも出てきているのだなあ。うまく進めるように。生き物だから大変だよねえ。
    201906再読。ときどきこういうのが必要になるくらい気持ちが疲れる。

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    2018年04月29日
  • 世界は変形菌でいっぱいだ

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    出逢いはEテレの「カラフル!」でした。そこで変形菌が友達だという少年が出てきたのです。幼い頃に知った変形菌に興味をもち、自ら採取して飼育して専門家の先生とともにフィールドワークする姿が映し出されていました。
    なんて素敵な少年なんだと思っていたら、現在高校生となった少年は今でも変形菌の研究を続け変形菌の本を出したということを知ったのです。それがこの本の著者増井真那さんだったのです。

    写真を多く掲載し変形菌のことがわかりやすく紹介されています。専門家の人が書かれる本は専門家の人にとって当たり前のことと一般の人の当たり前に差異が生じ、そのためにわかりにくくなるものもあります。しかしこの本では普段変

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    2018年04月16日
  • 世界は変形菌でいっぱいだ

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    変形菌を愛する彼は2001年生まれの当時16歳。変形菌を飼育し、その変形菌を「子」と書いている!6歳から飼育を始め、2022年の現在もドップリと変形菌を研究し続けている。

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    2022年10月28日

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