あらすじ
2013年、常設化された侍ジャパンの初代監督に就任した小久保裕紀。監督未経験での就任、コーチの人事、大谷翔平の離脱、メジャーリーガーの情報収集など、激闘の4年間を振り返る。準決勝敗退ながら、著者が至った境地「開き直り」の真意とは。
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Posted by ブクログ
WBC および侍ジャパンに関する書籍としては『侍ジャパンの死角』とくらべてしまうとどうしても見劣りする内容.ただ,あまり言い訳がしくなってしまうのも良くないので,監督本人の書籍としては妥当なラインか.
個人的に一番好きなのは,権藤博の冷静さやダンディズム.大会期間中はいろんな声もあったかと思うが,投手を気持ちよくマウンドに送り出せたことが WBC 2017 の健闘の鍵だったんだろうと思う.
巻末には3年半の全試合のスコアが記録されているのだが,よくこれだけの実践の少なさでここまでの試合ができるようになったということを,小久保の成長力と捉えたい気持ちと,侍ジャパンの課題と捉えてしまう気持ちが生じる.