あらすじ
気弱な高校生の陸は、母親の再婚を機に義父の母国・イギリスに長期旅行へ。滞在中、パーティでゴート子爵家の嫡男・エリージャと出会う。なんと彼は13年前、陸がパーティで母親に叱られた時、慰めてくれた王子様だった。引き寄せられるように再会した二人だが、再婚したばかりの両親が事故にあったと連絡が入り、状況が大きく変わりはじめ―――。 小禄先生の美麗なイラスト入り♪
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Posted by ブクログ
やはり先生のお話は胸が締め付けられるシーンが多く何度も涙が止まらなかったです。
まず陸と母親との関係が読み始めた時は良くないのかと思ったけれど違っていて、母親には母親なりの陸への想いがあり気持ちを伝え会えた2人の会話は良かったです。
エリージャとの再会は母親の再婚がなければ叶わなくて、お互いに忘れられない存在であって、でもそこでいきなりのプロポーズにはびっくりでした。
このまま幸せに、とはやはり行かず事故での母親の死に直面し打ちひしがれでもエリージャによって支えられ頑張る姿が切なくて。
義理の姉となったエミリの存在と言葉、行動は酷いもので怖かっけどそれ以上に憤りしかなかった。
それもエリージャが助け傍に寄り添ってくれホッとしました。
エリージャが母親の墓石の前で誓ってくるシーンには感動しました。
SSは甘々な2人が良かった。