【感想・ネタバレ】島津戦記(一)(新潮文庫nex)のレビュー

あらすじ

時は戦国黎明期、大航海時代。火縄銃・銀・宣教師……世界につながる薩摩の海には、後の大乱の世の火種が流れ着いていた。島津宗家の四兄弟が、祖父・日新斎から受け継いだ「海内統一」「天下静謐」の大願。その鍵は、失われた明の巨大艦船を甦らせることにある。史実を基に、奇才が圧倒的な想像力で物語を展開。歴史小説の新時代の到来を告げるかつて無い戦国巨編が、いま始まる。

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Posted by ブクログ

後に龍造寺を喰らい大友を追い詰める島津四兄弟のまだ蠢動にすら至らない序章。
交わされるセリフの端々に、後々の歴史で日ノ本に、そして兄弟たちに訪れる運命を仄めかすものがあり、微速中の微速ながらも止まらなくなる感を覚える

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2017年12月29日

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