あらすじ
スキルの優劣が絶対の世界で、城の門番であるフェイトは最底辺の生活をしいられていた。
なにせフェイトの持つスキル《暴食》は、
腹が減るだけでちっとも役に立たない能力だったからだ。
だが彼が、城に侵入した賊を偶然にも仕留めたことで世界は一変する。
そう、フェイトが持つスキル《暴食》は、殺した相手から、
スキル・能力を奪い取るという、とんでもない力を秘めていたのだ。
こうして地べたに這いつくばるだけだったフェイトの運命は、
静かに、そして急速に動き始めるのだった――。
感情タグBEST3
匿名
ラノベもいい
漫画で読んでいましたが、ライトノベルでも読んでみました。最初のフェイトからは随分と雰囲気が変わってきて主人公っぽくなってきた。
Posted by ブクログ
聖騎士ロキシーがしきりとフェイトをかまってくるあたりが、なかなか分かりにくいのだが、まあ、ある意味、これから二人の純愛が柱になっていくんだろうな。ロキシーの家に仕えることになったフェイトだが、ロキシーは策略で危険なガリアに派遣されることになる。暴食のスキルというは分かりにくいが、フェイトはロキシーを守るためにそのスキルを上げていくんだろう。相棒となる剣のグリードはちょっとふざけた野郎で面白い。
匿名
ロキシー可愛い
2023年秋アニメ化作品!!
全てが主人公の都合のいいように動いているのがひっかかるが、気にしなければサクサク進むので何も考えずに読める。
何よりもヒロインのロキシーが可愛い。金髪ロングの真面目お嬢様。
致命的なドジっ子なのかステータスが全ての世界なのに、ステ100程度の雑魚を取り逃がしたりするのも可愛らしい。
これから始まる長い物語の序章という感じです。
まだ明らかにはなっていませんが、神に背きし七つの大罪がモチーフだろうし、
主人公が“暴食”のスキルを持ち、“強欲”の武器を持つ時点で、
そのうちあと5つ出てくるんだろうなぁと予測がついてしまうのが残念。
人物の描写や風景なんかもほとんど主人公目線で語られるのであっさりした感じで、
魔物であろうと人間であろうと殺した相手のステータスを全部自分のものにしてしまう能力は、
強くなっていく実感があってわかりやすくていいなぁとは思うけど、
相手の強さが数値でわかってしまうので、読んでいてRPGの小説版みたいだなと思いました。
良くも悪くも平凡作
特に個性的な世界観や設定があるわけでもなく、ありとあらゆる面で普通と言うしかありません。
とにかく話がサクサク進みます。 真の力に目覚め、修行(魔物狩り)してあっという間に強くなり、高嶺の花のヒロインともすぐに仲良くなる。それらの事が立て続けに起こります。これを内容が薄いととるか、テンポが良いととるかは微妙なところです。私の主観では「文章がこなれていない」感じがしました。
ただ、次巻の購入を決めるくらいには面白かったので、次期待しています。イラストも好みだし。