あらすじ
これを読んだら、今晩、家の扉をひらくのが怖くなる、かもしれない――
内見したマンションはおしゃれな街のおしゃれな造り、環境も間取りも条件も申し分ない。ここに決めてしまおうか?
しかし白い壁に小さな穴を見つけたキヨコは、そこからじわじわと“イヤな感じ”が広がっていくのを感じるのだった……。
片付かない荷物、届かない段ボール、ヤバい引っ越し業者、とんでもない隣人――
きっとアナタも身に覚えがある引っ越しにまつわる6つの恐怖。
ベストセラー『殺人鬼フジコの衝動』の著者にして“イヤミスの女王”、真梨幸子が
引っ越しにまつわる不気味さと、じわじわくる恐怖を描いた出色のサイコミステリ!
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Posted by ブクログ
それぞれの章は、世にも奇妙な物語のような感覚。
それが読み進めるうちに「ん?これって...ちょっと待って」と頭をフル回転させてちょっと違和感に気付く。
それが読み進めれば進めるほど違和感が大きくなって、最後に繋がって動悸が始まる感じ。
イヤミスというよりは、ホラー。
そして最後の最後、フィクションです。の次の文章でクスっとしてしまう、なんとも言い難い後味。
読み終わって全てが繋がった気がするけれど、まだ気が付いていないリンクがある気がしてならない。
もどかしさが残っています。
みなさんもそうでしょうか?
Posted by ブクログ
引っ越しにまつわる短編ストーリー。
リンクしてる部分もある。
アオシマさんって物語ごとに別人だけど???
とか思ってた。
ラストの【解説】も、一つの物語だった!
そして、アオシマさんの正体が明らかに。
イヤ〜〜だけど読みごたえあった!
Posted by ブクログ
短編小説は、物足りなさを感じることが多いので、避けてきたが、読みごたえがあった。
次が気になって、進む進む。
余韻もあり、ぞわっとした。
章のタイトルも漢字一字で、何が起きるだろうとワクワクする。
最後の解説ページも面白い。
Posted by ブクログ
現実と妄想が交差する書き方。主人公たちの性格があまり好きじゃなく共感できなかったからか、さほど怖くもなかった。
33階の窓から歩道橋前に横たわる人が誰かなんてわからないでしょ??笑
Posted by ブクログ
久しぶりの読書。
最高〜。濃密な短編集だった〜!全話怖い!
話が繋がってるところもあって、
意味がわかってくるとゾワゾワする。
実際にありそうな感じがまたいいのよね。
真梨幸子さん独特な言葉。
登場人物の心理がしっかり現れてて、焦りが伝わる。
『扉』
正直一番怖い。恐怖。明日は我が身。
怖いわぁ。いやいや。
『棚』
リセット癖がある母親。リセットというか、逃げてるようにしか感じなかったなぁ。いまいち、時系列が分かりにくかった。
『机』
グロいねぇ〜、いいねぇ!
段々と人がわかってくるこのジワジワ感が良い。
映画見てる気分になった。
『箱』
これは、フィクションに近いところがある。
特に最後のあたり。
キョウコの立場がいまいちわからず…。
『壁』
これもなかなか良かった。裏切り方が良い。
なんとなく、予測はつくけど真実が分かると
やはり爽快!!!
『紐』
最初に戻っていくんだよね。
病気の前触れを上手くホラーに繋げてて好き好き。
『解説』
正直、PCの用語が多くてしんどかったけど
解説まで読んで一つの作品。
フジコの時もそうやったけど、リアリティが増すのよね。
Posted by ブクログ
初めてのイヤミスの女王、真梨幸子さんです。
お引っ越しをテーマにあるあるなイヤミスを、ないない。
「扉」
内見で、非常口に閉じ込められる。
「棚」
母が彼氏と別れるたびに引っ越す。
「机」
食人族。
「箱」
社内の引っ越しで戸起こるイジメの末の転落死事故。
「壁」
壁の向こうで起こっていることは?金槌。
「紐」
紐だと思っていたものが。
短編の伏線をいろいろとの拾いながら。
「解説」
解説まで読んで終わりです。
Posted by ブクログ
たまに怖い話しとかが読みたくなる衝動にとらわれますw 気になっていて、今回書店で目に留まったので手に取っていました。
前に読んだ 『夜葬』 はオカルト的怖さでしたが、こちらの『お引っ越し』は見えない者から導びかれる恐怖というか。
こんな扉を見たら・・ こんな棚があったら・・ こんな机からあんな物を見つけたら・・ こんな箱が置かれていたら・・ こんな気になる壁があったら・・ そして黒い紐・・・・叫び
あああ 怖いよ~ でも一番謎で、一番怖いのは管理人さん、何者なんだーってなってしまいました(゜o゜;;
解説もめっちゃ怪しかったですw