あらすじ
博多発東京行のひかり116号で、不動産ブローカーが刺殺された。被害者と交際していた博多のホステスが容疑者として浮かぶが、彼女は、事件当日、死体の発見されたひかりより44分遅れのひかり4号で、東京へ向かっていた――。鉄壁のアリバイに挑む捜査陣がたどり着いた驚愕の真相! 本格の構造に、崩壊した家族の再生を描き込んだ、著者会心の傑作ミステリー!
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新.新幹線殺人事件
新幹線の座席に生きたえた男が。新幹線ダイヤのトリックに、誘拐事件が、詐欺事件が、2人目の殺人事件が、複雑に絡み合う謎が紐解かれる。詐欺事件に関連して、思いもかけない人物が浮かび上がる。
詐欺に加担する単身赴任の男、およびその家族が、どちらかというと脇役的に描かれている。これについては、作者後書で解説されている。
最近、ご逝去された森村誠一氏へ、つつしんでお悔やみ申し上げます。