【感想・ネタバレ】窓から見える最初のもののレビュー

あらすじ

【第7回クリスティー賞大賞受賞作】心療内科に通う女子大生、購入した油絵の真贋を疑う経営者、喫茶店の物件探しを依頼された不動産屋の女性、自分の名前を騙った失踪人に戸惑う会社員。年齢も性別も境遇もちがう4人の人生に待ち受けていたのは……細部の描写、精緻な構成が光る日常のミステリ。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

心療内科に通う女子大生相沢ふたば、絵の真贋を疑う壁紙会社経営者の藤倉一博、喫茶店経営を始めようとする若者長谷部悠に物件を仲介する不動産会社の連城美和子、自分の名前を騙られて失踪届を出された会社員御津川進。それぞれの視点で物語が進む。
意図したわけではない、ささやかな関係が温かな結末に繋がる。殺伐とした事件もあるが、それは本筋ではない。こういう些細なことの繫がりを考えるのは面白い。

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2025年04月28日

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