【感想・ネタバレ】雪の夜は小さなホテルで謎解きをのレビュー

あらすじ

12歳のマイロの両親が営む丘の上の小さなホテル、〈緑色のガラスの家(グリーングラス・ハウス)〉。クリスマス前の冬の日、ホテルに5人の奇妙な客が現れる。彼らは全員が滞在予定日数を告げず、他の客がいることに非常に驚いていた。なぜ雪に閉ざされたこのホテルにわざわざやってきたのだろう? 5人のうちの誰かが落としたと思しき、古い紙片に描かれた海図らしきものを手がかりに、宿泊客たちの目的を探ることにしたマイロ。だが、客たちの謎は、このホテルに隠されたとてつもない秘密につながっていた……? MWA賞受賞、心あたたまる聖夜の物語をお贈りします。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ミステリ好きにはたまらないタイトルだなーと思って読んでみました。小さな雪に閉ざされたホテルで5人の奇妙なお客が・・という導入だけでわくわくします。ベタではなく王道と言いたい。
ただ12歳の少年が主人公で、「心温まる聖夜の物語」みたいなことがあらすじに書かれていたのがどうにも・・・な懸念ではありました。安易なぬるいだけの物語になってしまってるんじゃないか、と。
杞憂でしたね。思ったよりも話の骨格がしっかりしていてとても楽しめました。謎解きだったら冒険だったり少年の成長譚だったりいろんな要素がてんこもり。でもうまく融合してるように思いました。メディの、なんというか叙述感はかなりありありではありましたけれども。
ところで主人公マイロくんのルーツとかが最終的に明らかになるのかと思ったらそれはないんですね。半ノンフィクションだったんですね。これはこれで。

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2019年07月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ミステリーというよりファンタジー要素が圧倒的に濃い。中高生が冬休みに読むのにちょうど良さげな作品。
本編も感動があったが。なぜこの物語りが生まれたのか著者の後書を読んで感銘を受けた。続編は翻訳されないのかな。映画できるの楽しみ。

0
2022年01月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

12歳の少年「マイロ」が主人公。クリスマスイブを前に、例年ならだれも泊まらない宿に、5人の客が現われる。
ジュブナイル小説でありながら読みごたえは十分。ラストは意外な展開。少しほろりとさせられる。

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2019年02月23日

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