あらすじ
時は平安。かぞえで16歳になる、貧乏貴族の暁信は、結婚相手を熱烈募集中。この時代、妻の家柄や資産が出世に大きく関わるのだ。乳兄妹の実唯があれこれ世話をしてくれるのだが、もともと世渡り下手なせいか、何人もの姫にアタックしても玉砕続き。今度こそ、三日夜の餅(結婚成立)を! …と思った姫といよいよご対面というそのとき、暁信の前に物の怪とともに白銀の髪の童女が現れて!?
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Posted by ブクログ
イラストは好みじゃなかったんですけど、平安時代が好きな時代設定だったのと、あらすじに惹かれての購入です。平安時代の小道具の名前をいちいち、括弧書きで説明されているのは、ちょっと興ざめですが、話としては意外性もあって、面白く一気に読めました。
貧乏貴族から、逆玉に乗ろうと、いろいろな所にラブレターをばらまいていた暁信ですが、やっとお金持ちのお嬢様と結婚できるようになったのに、その結婚式第1日目からトラブルが発生。
意図せず、閻魔大王の娘である夜魅姫に惚れられます。
三日連続で会うと結婚成立と勘違いしてて、暁信と結婚完了と思い込んでた夜魅姫がちょっとかわいいですが、本当の姿はドクロ。グロイ描写になってますが、実質イメージが湧かないです。残念。
暁信の火事場の馬鹿力の理由とか閻魔大王とかが今後出てくるのでは?と予想してますが、次巻もちょっと楽しみです。