あらすじ
下町のパン職人ミハイルと見目麗しき狩人オリガ。
雪深い針葉樹林(タイガ)の森で出会い契約結婚をした二人は、
共同生活のなかで心を通わせ、絆を深めていく。
しかし、皇家の血を引くミハイル、そして異国の王女であることが明かされたオリガ。
二人の出生が、静かな暮らしに不穏な影を落とす。
大自然の厳しさ、迫り来る危機…
彼らは、慎ましくも幸せな生活を守り抜くことができるのだろうか--。
悠然の森と美食が彩る静かな愛の物語、堂々の完結。
※電子版は書き下ろしショートストーリー『エリクとご褒美おやつ』の特別付録つきです。
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Posted by ブクログ
本当に最高でした...
相変わらず夫婦のやり取りは尊いし、北欧貴族以上に重い状況だったけど乗り越えられて良かった。オリガもミハイルも幸せになって良かった。
じーんときた
読み終わって、あぁ良いものを読んだな、と思いました。
静かで厳しくて美しい森の中で日々紡がれる夫婦の暮らしは理想的で、想い合う人間の姿はとても綺麗だと思った。
物質的には決して豊かではないのに、素晴らしく豊かなものを見ている気がした。
猫のオリガが可愛かったです。
めでたし めでたし
遂に都からの追っ手に見つかったミーシャ。
逃走の後で、オリガとミーシャ二人共に出生の秘密と向き合い、決別する。
そして、村に戻って幸せに暮らしました。。。
めでたしめでたし。
ハッピーエンドはいいね。
しかし、二人ともの国が政変で崩壊したのに、都も経済にも殆ど破壊された様子が無いのが、いかにもおとぎ話的だ