【感想・ネタバレ】【電子特典付】大泉エッセイ 僕が綴った16年のレビュー

あらすじ

大泉洋が1997年から綴った18年分のエッセイ集。文庫版ではさらに2年分を追記、大量書き下ろし(結婚&家族について語る!)。あだち充との対談も追加収録。【電子特典付】大泉洋 直筆コメント付き

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Posted by ブクログ

ネタバレ

「水曜どうでしょう」にハマったことを契機に、気軽に読んでみようと手に取った。エッセイは久々に読むが、文章内に記された夫々の時間/エピソードが色濃く、またランダムに並べられているため、日常感があり、彼個人の考え方の変化等を追体験することができた。大部分は面白く時折声に出る程笑ったが、一部では感動的な話も織り交ぜられており、色々な感情を提供してくれた。

特に印象に残った箇所は以下の通り
・「帰るところがあるから安心してどこまでも行けるのだと思う。二十年前の私は一人では札幌の街すらでられなかった。十年前の私はやっと北海道を飛び出し、旅をするようになった。そして最近の私はなかなか北海道にいられなくなった。周囲の環境もどんどん変わっていき、次々と新しいことをするようになった。しかし大切なのは、何をしていてもどんな環境にあっても、今自分がどこにいるのかを理解しておくことだ。忙しさの中で少しずつそれを見失うことがある。自分がどこに居るのかさえ分かっていれば家に戻れる。どこに行こうが、どこまで行こうが家に戻れる。こう思えることが強さだと思う。甘えと言われるかもしれないが、帰る場所を持ってることが、次の冒険につながる原動力である気がする。この先何が起こるかは分からない。でも家に帰ることができれば、そこで準備を整えてまたゆっくりと旅に出ればいい。そう思えると、強くいられる気がする。帰る場所を持ってることを幸せに思える」(p.323)

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2024年08月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

なかなかボリュームがあるがあまりの面白さに一気読み。
どれも軽快な語り口なので何も考えずただ笑いたい時にぴったり。
かと思えばおじいちゃんの話にジーンときたり。
笑いと泣きが交互に来る濃い内容だった。
大泉さんの魅力に改めて気付かされた。
「水曜どうでしょう」久しぶりに見返したい。

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2024年09月25日

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