あらすじ
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4週間で姿勢を矯正し、仕事で最高のパフォーマンスを発揮する。
そのための方法を凝縮したのが本書だ。
▼事実、姿勢が悪いとリアルに疲れる
姿勢が悪いだけでパフォーマンスは相当落ちる。見栄えが悪い以上に、疲れやすくなるからだ。
「正しい姿勢はつらい」「背中を丸めて座ったほうがラク」と感じるのは、あくまで錯覚にすぎない。ラクだと思っている姿勢はじつは筋肉の一部を酷使していて、続けていると疲れが一箇所に集中してしまう。
体はどんどんゆがみ、骨や関節、筋肉が本来あるべきポジションからずれていき、
・肩こり、腰痛
・代謝が落ち、太りやすくなる
・集中力が低下する
・冷え性、肌荒れ、顔のたるみ
・やる気や自信の喪失
・ストレスに弱い
などの症状まで引き起こす。
▼疲労回復専用ジムが開発した最強最速の姿勢矯正プログラム
本書で紹介するプログラムは、東京・千駄ヶ谷の疲労回復専用ジム「ZERO GYM」で行なわれているプログラムの中から、
わかりやすく、ひとりでも比較的簡単に取り組めるトレーニングを選りすぐってまとめたものだ。
最大の特徴は「4週間でブリッジをできる体になる」という明確な期間とゴールを設定したこと。
「子どもの頃にやった」という人も多いであろう、ぐぐーっと伸びるあのポーズ。
じつは大人になった今だからこそ、やるべき理由がある。なぜならブリッジには、猫背解消に必要な関節の動きや
筋肉収縮がバランスよく組み込まれているからだ。いわばブリッジは「姿勢矯正パーフェクトポーズ」なのである。
「ブリッジができる体=ゆがみや凝りのない体になる」ということ。本書の目的はあくまで姿勢矯正だが、
その目的を達成するためのツールとしてブリッジを位置づけ、4 週間で達成を目指す。効果が目に見えるので、
モチベーションをキープしやすいし、正しく最終目標ストレッチ要素の高い動きを中心に「ほぐし」と「ポジションセット」を
一気に進めることができるのだ。ぜひ本書で、姿勢矯正に成功し、疲れない体と輝かしい未来を手に入れてほしい。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ヨガには毎日でも行きたい私。
以前は「Tarzan」を10年近く、毎号続けて買っていて、独身時代は24時までスポーツジムにいるのが日課でした。
激しく共感する内容でした。
姿勢は、整形外科的な健康を保つだけじゃないんです。
マインドフルネスがブームになって久しいですが、身体が整うと心も整います。集中力を保つことができると、さまざまな力を発揮することができます。
本書を理解するためにブリッジを使ったのでしょうけれど、ブリッジができるとかできないとかは、そう大きな問題ではないでしょう。
それよりも、ブリッジができる身体に「整える」ということを主眼に読んで頂きたい本です。
Posted by ブクログ
ブリッジが姿勢矯正に最適なので、ブリッジをできるようにするために4週間トレーニングしていく。
確かにトレーニング前のブリッジと、4週間後のトレーニング後のブリッジは腕の可動域とか体幹の感じが違いそう。
Posted by ブクログ
姿勢矯正の目標でもあり基本でもあるというブリッジ。
子どもの頃は簡単にできていたブリッジも大人になってからやると長時間その姿勢を維持できないことに気づいて驚いた。
毎日やって少しずつできる時間を伸ばしていきたい。
そのほか、首や肩が凝った時の簡単なストレッチ法もあり、試してみるとすごく楽になった。
日常にすぐに役立つ1冊だった。
Posted by ブクログ
気付いたらブリッジが出来なくなっていた大人に。
・実践から入りたい人
・姿勢の崩れを自覚し、全身を動かす機会が少なく、運動の必要性を感じている人に
複雑なポーズは無く、部活動の準備運動でやったような、馴染みのある動きが大半。
聞き慣れない筋肉や骨の名前をあまり使わず、首筋、おしりの筋肉、と表現。なるべく少ない文字数で行動する意欲に火をつけてくれる。
職場に携行したり新幹線で読むには丁度いい、軽くてコンパクトなビジネス書風製本。
けれど新幹線の車内ではちょっと出来ないようなポーズが大半、それに紙質がやたら固くて、開いたままにならないのが難。内容も薄いと思う。まぁ導入だからこんなものか。
猫背を軽視している家族にどうにか読ませたかったが、結局読んでもらえていない。こうなったらプロレス技でもかけて伸ばしてやるしか。
Posted by ブクログ
【感想】
本著のゴールが「ブリッジ」なのはさておき、姿勢を正すことの必要性については大きく心に響いた。
今では「姿勢」ってワードが心に浮かんだだけで、背すじがピンと伸びる。そんな気がする。
身体にも影響があるかもしれないが、姿勢の悪さは本当に見た目が悪い。
姿勢を正すと普段から意識するだけではなく、そのトレーニングを積むのも必要なんだなー。
姿勢が正しいだけで、その人が本当にカッコよく見えるし、仕事もできそうに見える。
自分も猫背なので、普段から意識しておきましょう。まぁ、読むまでもない本だったと思う。
あくまで「姿勢は大切」って定期的に思い出す為のリマインダーですね。
【内容まとめ】
1.姿勢が悪いとリアルに疲れる。酸素が少なくなり、集中力・判断力・思考力がどんどん失われていく。
姿勢が悪いというだけで、脳や体はこんなにも疲れやすく、不調だらけになってしまう。
2.本当は、年齢を重ねるほど適度なストレッチや運動が必要なのに、大人になった今、多くの人は体をほとんど動かしていない。
3.「調身・調息・調心」で集中力を高め、ストレスを軽減する。姿勢を正して座り、息を整え、周囲の雑音や情報を遮断する。
【引用】
テーマは「4週間で姿勢を矯正し、仕事で最高のパフォーマンスを発揮する」こと。
・姿勢が悪いとリアルに疲れる
背中を丸めて前かがみでいると、呼吸は浅く、血流は悪くなっていく。
体内の酸素供給量が減少する為、当然脳機能は低下。
集中力、判断力、思考力がどんどん失われていく。
また酸素の少なさはメンタルにも影響を与える。
ストレスもたまりやすく、精神的にも不安定になりやすい。
姿勢が悪いというだけで、脳や体はこんなにも疲れやすく、不調だらけになってしまう。
p8
・ブリッジこそ、姿勢矯正の最強ツール
p22
「たかが姿勢」と侮るなかれ。
多くの人が、姿勢が悪いことで起こるデメリットを正しく理解していない。
p37
・ブリッジすることが目標!
筋肉の柔軟性は加齢によって衰えていく。
本当は、年齢を重ねるほど適度なストレッチや運動が必要なのに、大人になった今、多くの人は体をほとんど動かしていない。
p44
最強のソリューションは「ブリッジ」!
・首、肩甲骨、肩関節、股関節の動きやストレッチが充実
・それぼれの筋肉のストレッチも充実
p136
・腹式呼吸
深い呼吸のコツは、胸ではなくお腹をしっかり使うこと。
1.ゆったりと椅子に座り、20秒くらいかけてゆっくりと口から息を吐く。
2.吐き切ったら目と口を閉じ、鼻から10秒を目安に息を吸い込む。
これを1日1~2回、1回につき10分を目安に行なう。
p140
イビキが気になる人は、今すぐ鼻呼吸を心掛けよう。
姿勢を正し、胸を張り、鼻でしっかりと呼吸をする。
口呼吸は口の中を乾燥させ、歯周病や口臭の原因、またウイルスが侵入しやすい環境を作ってしまう。
p145
・やる気が出ないとき、イラつくつきにはとりあえず姿勢を正してみる
心の乱れを感じたら、まずな姿勢から立て直すことだ。
p148
・「調身・調息・調心」で集中力を高め、ストレスを軽減する。
姿勢を正して座り、息を整え、周囲の雑音や情報を遮断する。
不安や悩み、怒り、嫉妬といった嫌な感情が軽減され、思考に行き詰まった時の頭の切り替えも可能だ。
1日の中でたった5~10分、姿勢を正し呼吸を整える時間を作るだけで、疲れやストレスが軽減され、集中力が高まる。
p160
・ムダなく体幹を鍛え、痩せて疲れない体になる方法
=ドローイン
骨盤の位置が矯正されるためぽっこりお腹が解消されたり、腰回りを支えるインナーマッスルが強化されるので腰痛予防・改善につながる。
p166
・隙間時間の「片足立ち」と「背伸び」
片足立ち…姿勢を正したまま、片足をあげる。
背伸びは正しい姿勢で上に伸びるだけ。
1.両足は肩幅に広げる。
2.爪先で地面を押すような感覚。
3.お尻とお腹の筋肉を意識する。
体幹は、本来特別なことをしなくても、日々の姿勢やちょっとした工夫で鍛えられる!