あらすじ
新事業を生み出さないと、会社は存続できません!
既存事業の市場拡大はおろか、維持さえ難しいいま、どの会社も新事業をつくろうとしています。新たな収益の柱となり得る新事業の開発は、会社の存続・成長を左右する大切な問題ですが、多くの会社は新事業の立ち上げに失敗します。その大きな理由は、新事業を「いままでの経験でできるもの」と考えているからです。
そこで本書は、米国で新事業開発の新スタンダードといえる「リーンスタートアップ」にもとづき、日本の普通の会社が、新事業を「高成功率」「最短最速」「最小費用」で開発する手法を解説。
様々な会社で実績のある新事業開発研修コンテンツをベースに説明するので、新事業の開発から実行までをどのように進めていくのかが、やさしくわかります。
新事業の本質は「謀反」。
“フツーのサラリーマン”も、新しい価値をつくり出せる人=「社内起業家」(イントレプレナー)となることが求められています。既存事業の常識(ビジネスモデル)にとらわれない自由な発想こそが、新しい価値を生み出します。
・新事業開発部門に配属され、現場の中心となる30代・40代
・新事業をマネジメントの視点から考えたい50代
・将来のステップアップのために勉強したい20代
・新プロジェクトのアイデア出しに困っている人
にオススメです!
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Posted by ブクログ
ベンチャー等ではなく、普通の会社の中で新たな事業を考える方を対象に書かれた新事業開発の本。全体の流れの作り方がよくまとまった一冊。
○新事業開発の流れ
①事業テーマを選ぶ
ー事業のアイディアを出す
ー事業アイディアを区分けする
②顧客と提供価値を定める
ー特定ひtりに提供する価値を定める
ー市場を理解する
ーペルソナを設定する
ー提供価値を定める
ーピボットで仮説を方向転換する
ー事業規模を試算する
③事業計画をつくる
ービジネスモデルを組み立てる
ービジョンを描く
ー事業計画書にまとめる
ー事業化を判断する
④新事業の実行と組織・人材
ー新事業の実行マネジメント
ー新事業を実行する組織をつくる
ー新事業を支援する組織をつくる
ー創造的な会社とは
ー新事業をつくる人材
○既存事業を成功させる常識が、新事業を殺す。既存事業と新事業は180度ことなるものだと理解する
○OTNA(Only Talk Not Action)になるな、GAKI(Go and Kick It)。子供の用に面白がって取り組め。