【感想・ネタバレ】タイム・リーパーのレビュー

あらすじ

平凡な銀行員の森坂徹は仕事で疲れた夏の日の帰り道、恋人の目の前で交通事故に遭った。瀕死の重傷を負った彼を収容したのは、なんと2018年の救急病院。しかも、その怪我のために首から下は機械の身体に換えられていた。彼は30年の時を超え、未来へとタイム・スリップしていたのだ。やがて時間跳躍能力を持つ森坂をめぐり、未来のタイム・パトロールと警察の特殊能力開発部隊との間で、凄絶な戦いが繰り広げられてゆく。

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Posted by ブクログ

サイキックアクションといった感じで、タイムトラベルに主眼を置かれていない印象でがっかり。ただ時間解釈に興味深い点もあり。とくに用語(「時を織りなおす」「ブリッジ」とか)

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2011年09月23日

Posted by ブクログ

 歴史的事実など存在しやしないのだ,という,すさまじいばかりの哲学が,IEOで働く人間全体にのしかかってくる。流れる水面をひろがってゆく墨のように現実はうつろい,やがて混じりあい,形そのものを失ってくずれてゆく。
 時はホコロビだらけの織物で(おっと,これはヒロタ課長の口グセだった),たぶん,記録保管部の努力がなければすぐにもバラバラに吹っ飛んでしまうのだ。
(本文p.17)

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2009年10月04日

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