【感想・ネタバレ】ダークホースの罠のレビュー

あらすじ

谷崎泉先生、発行点数100冊記念本。

くせ者揃いのスラップスティックBLノベル

刑事の胡桃が葬儀帰りに拾ったのは自殺志願のヴァンパイア!?

刑事の胡桃は父の葬儀のため長く離れていた故郷・長野を訪れる。異母姉の沙也香が苦手な胡桃は逃げるように実家を後にするが、その途中、記憶喪失の自殺志願者、しかも超絶美形の外国人の男と遭遇してしまう。捜査に一刻も早く駆けつけたい胡桃は、カミルと名乗る男をどうすることもできないまま東京へ戻るが…。「ベネディクトを捜さなければ」カミルの謎の固い意志に振り回され、ついには想像もしなかった快楽を味わわされることに…。常識では考えられない能力を持つカミル、彼は現代に蘇った――ヴァンパイア!?

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購入済み

カミルの素直さ、胡桃の不器用さが本当に微笑ましく、何度も読み返しました。重厚なミステリーなのかと構えていましたが、周りを取り巻く人達も味があって、最後まで難しく考えずに読むことができました。読み終わるの勿体ないと久しぶりに思わされた作品でした。

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2020年05月06日

購入済み

刑事ものとして面白い

最後は円満でめでたしめでたしでした。読後感はよかったです。

ただここまで来るのに攻めが優柔不断で言いたいことも言えない感じでかなりイライラしました。
これはBLの部分です。
顔良い受けに流されて何回もやっちゃって(しかも捜査中に!)、いい加減にしろって気分でした。

BLの部分で攻めの落ち度で何度も窮地に立たされる…みたいな展開も、少しなら良いですけど何回もあるとイライラしちゃいます…。そうでしょうね…ていう(苦笑)

刑事ものの部分はストレスなく面白かったです。
まあ、最後は受けのことも可愛く思えましたが…。

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2023年11月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

刑事の胡桃が父親の葬儀のために訪れた長野からの帰り道に、車に轢かれるために道路に寝ていた自称ヴァンパイアで自殺志願者のカミルを拾い、抱えている殺人事件の捜査をしながら、カミルの探し人を捜すことになる…という、ミステリー要素を含んだBLで、どちらかと言えば前者の印象が強く後者は薄味な話でした。胡桃に比べたら南野の方がBLしてそう。というか、鷲沢と南野の話は、純粋に気になるし読みたい。そして好みとしては胡桃×カミルより、ベネディクト×カミルの話が読んでみたかった。

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2016年07月11日

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