【感想・ネタバレ】ボンクラボンボンハウス(1)のレビュー

デザイン事務所・漢方薬局・漫画家など、様々な「職」に従事する女性を描いてきた、ねむようこ先生!!今回は今大注目の「DIY」!!

やりたいことはない、夢も希望もない、「私は私だよ」と言い放ち、大学を中退して実家に帰ってきた一樹。そんな彼女が生活のために、祖母が遺した美容室をリフォームすることに!?一見ボンクラな一樹だけど、周りに合わせて何となく生きている人生よりも、自分が選んだ道をしっかり歩んでいこうとする彼女の秘めた意志の強さとそれを実行する勇気に、羨ましいと感じる読者も多いのではないでしょうか。

もちろん、ねむようこ先生ですからただの「DIY」漫画ではございません!「不動産」を手に入れた一樹の元に現れた2人の男性。一人は、皆に優しいモテ美容師・聖大さん。もう一人は、一樹にやたらと厳しい元リフォーム屋・栄吉。かなりタイプが違う2人だけど、美容室のリフォームが進むにつれて、恋のスピードも加速していく!?2人ともイイ男すぎて、私が一樹だったら選べないかも…!

毎日仕事や勉強に追われ、「暮らし」の実感が薄れている方にぜひおすすめしたい一作です!!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

安定のねむようこ。
大学やめてDIYという大筋はともかく、人物配置と会話の自然さで読みやすく仕上がっている。

1
2018年04月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

カズキが本当にボンクラで、
カラオケの店員が苛立つのもわかる。
流石に甘やかされているし、やりたいことを見失って
大学をやめたいと思うことは良いとして
勝手にやめる前にスポンサーには一言あるべきだ。

ピアノがやりたくて始めたけれどうまくいかなくて
自分なりに改善を考えてトライしても先生に叩かれて
嫌だという気持ちは同情できるものの
今は大人な訳だし、やりたくないことはやらないにしても
筋は通さねば。
決めたことを誰も肯定してくれないのもこれでは仕方ない。
辞めるのに勇気がいったのはそうだろうが、後先も考えず親の投資や期待を裏切っている訳で
それは蛮勇でしかない。

お父さんは怒鳴るものの、お母さんは今一気に言っちゃえば
と促してくれるし、お兄さんも面倒見が良いし
結局200万円もらって不動産ももらって、
格安の滞在費を払えば住む所にも困らない。
恵まれ過ぎだ。
残りの学費を貰うより、払ってもらった分を返済するくらいでも良いと思う。

衣食住を用意して自力で生きられるならゴロゴロしていいかと言われたら
まぁ別にいいのではないかと思う。
ただそんな姿を見ていて良い気分にはならない気がするので
付き合いはやめかねないが。

大学生にもなって、生活にどれくらいお金がかかるか
理解していないのがなんだか意外。
バイト三昧で貧乏暮らしをするのが一般的かと思っていた。

大きい流れから抜け出すのが勇気がいる
というのは分かるし、それ自体は讃えても良いけれど
美容師が独立するのと親にお金を出してもらって
スポンサーに一言も言わず大学を辞めるのは別問題では。

カラオケの店員こと栄吉に期せずして再会することになる。
人間の手ってけっこーイロイロ作れる、というのはその通りでわかるのだが
餅は餅屋という言葉もある。
経験者とは言え自分が指揮するのは初めてという栄吉の
内装に関する経験がどの程度実際に役立つものなのかも今の所謎だし
スケルトン引き渡しが決定事項なのも気になるところ。
家賃交渉もきちんとしているのか謎だし、
借主負担で押しても良いと思うが。
人件費はピザというのもすごいが
必要な工具も当たり前に家主が揃えなければいけないのだろうか。
スケルトン工事だけでなく内装にも使われそう。

そもそも、おばあちゃんのお店が好きだったのに
そんなに大規模なリフォームをさせても良いと思っているのが意外だった。
お金の部分しか気にしていない。

合コン代わりに人を呼んでいるのに
「サークルみたいなぬるいノリでやるな」というのは
違うだろうと思う。

0
2021年06月01日

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