【感想・ネタバレ】刑事 雪平夏見 アンフェアな国のレビュー

あらすじ

外務省職員が犠牲となった謎だらけの轢き逃げ事件。新宿署に異動した雪平の元に、逮捕されたのは犯人ではないという目撃証言が入ってきて……。真相を追い雪平は海を渡る!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

面白かった!
シリーズの中では一番かも。

3つの轢き逃げ(1件は逃げてないけど)事件が、そう繋がるのか!と目から鱗。
しかし、玖島係長どこに行ったんだ。

雪平と安藤は、やっぱり篠原涼子と瑛太がぴったりなんだけど、今二人の年齢も原作に追いついてるし、映画版までやった『アンフェア』シリーズとは別の、“パラレルワールド”という設定で、『アンフェアな月』以降の話を同じキャストでドラマ化してくれないだろうか。

ラストの安藤のプロポーズにはびっくりした!
答えはどっちなんだろうか。
どっちもありうる。

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2021年05月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

‹内容紹介より›
外務省職員が犠牲となった轢き逃げ事件。ただちに犯人として危険ドラッグ常習者が逮捕される。しかし、新宿署に異動した雪平のもとに「警察が逮捕したのは全然違う人だ」という目撃者からの電話が……。やがて事件を追う雪平と仲間に悲劇が襲いかかり、真相を暴くため、彼女は海を渡る。ベストセラーシリーズ、最新作!
――――
チーム雪平もそれぞれに異動し、林堂と雪平は警視庁から離れることに。
新宿署に異動した雪平でしたが、美央とのLINEを行うためスマホを購入しに行ったドコモショップの店員から、思いがけない目撃情報を得、独自に捜査をすることに。
事件の捜査に「チーム雪平」の面々を巻き込みたくない、と考えて行動する雪平に対して林堂は批判的。
そして久しぶりのチーム雪平で集合した飲み会の直後、林堂が轢き逃げに遭い、危篤の状態に。

真相を探るべく、「仮想敵国」である韓国に単身渡る雪平。
そこでは、韓国の人気政治家の出自をめぐる、日本外務省の「切り札」をめぐる駆け引きがありました。

ラストに向けての展開は少し早くて強引な印象がありましたが、「刑事・雪平夏見」の世界観の力で違和感なく読み切ることができました。「家族」のあり方を考えさせられる場面もありつつ、深刻な暗さはない、とてもいい作品でした。

娘・美央との関係性もゆるやかに改善しているようにも見受けられますし、ラストでは安藤から衝撃の告白が。
続きが気になり、文庫化を待たずに単行本を読みたくなります。

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2017年12月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

雪平夏見シリーズ第五弾。ひき逃げ事件の真実を求めて韓国にまで行っちゃうとは。はねられて危篤状態に陥った林堂、回復して欲しい。ようやく告白した安藤。雪平の返事は???

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2022年12月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

韓国の大物のスキャンダルをネタに有利な外交を企んだ外務官僚が被害者。その大物と夏見が偶然に知り合った女性が異母兄妹といった展開もやや強引な気はした。
その事件以外にも色々解決されていない事柄(玖島係長の結末・林堂室長の容態・夏見と安藤の結末etc)があるので次作に繋がっていくのだろうと期待。

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2020年07月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

シリーズもののようで、片手が麻痺した女刑事がかつての仲間たちと、交通事故に見せかけられた殺人事件を暴くというものだが、日韓関係の悪化を背景に外交官が外交交渉に役立てようと犯罪に走るというような構図にちょっと違和感を感じるかな。そこそこ面白かったが。

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2024年07月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

続きが、出ていない……ということは、これはもう、書かなくてもわかるでしょう。という、完なの?完なの??などと考えてみたり
でも思ったよりは、本作(ハードカバー版)の出版から年数は経っていなかった……とも言えそう。全10作予定発言も過去にあるという。

ペース的にそろそろ来るなら、あー、って納得しそうである。
作家さんもシリーズも感覚がそれぞれだからちょっとわからなくなる。笑
書きたくなったら書いてくれたら良いなあ。。

今回の渡韓お見通しからの流れのように
このラストからしれっと飄々とした、あさってと言っても斜め上と言っても微妙に表し切れないような独自展開(?)を挟んで来ても、全くおかしくないと思ったりもするのであった。

雪平の思考回路が、谷中弁護士がお嫁さんだったら、とか、なんか平然と百合で
(ちがう見方もできますごめんなさい)
携帯ショップのお姉さんがメインゲスト化する程に誑してて
なんなら広い意味で言えば美央と同じ機種が良いとかもなんだよもう!もう……!
平等でいたいのだろうという解釈に賛同しちゃうから、美央、ほんと良い子だよねってなる。
良い子でしょ?っていう良い子じゃないとこグッと来る。

無論、空港で人目を気にしなすぎる雪平、に対応する安藤、なやり取りも抜群のかわいさ。
心配しすぎて苦情がうっさいのも。
すき。

「ぼく」と「おれ」が入り乱れるの、秦さんの手から独立する感じがする。
そんな夢みたいなあれじゃなくて、シビアな設計で書いていらっしゃるかもねえって勿論わかるけど
キャラクターの意思って、やっぱりあると思うし(作家さんのタイプにもよるけど)、安藤の主張を何だか感じてしまうのだった。

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2021年04月03日

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