あらすじ
五歳で父王を亡くしたリリアーナは、父に替わり即位した遠縁のエルナンを慕い、親子のように仲よく暮らしてきた。しかし、エルナンはリリアーナが女らしく成長するにつれ距離を置きだす。理由がわからないリリアーナは逃げる彼を追い求め、理性を失ったエルナンに未知の快楽を教えられてしまう。「少しでも痛くなったら言うんだよ?」その後、行為の意味を知り、恋を自覚するリリアーナ。一方、エルナンは自責の念に駆られて…!?
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33歳おじ様は苦悩す
リリアーナ5歳から15歳まで成長していく姿を上手く使って物語が進められています。
病に伏す父王から引き離されて、父の迎えを健気に待つリリア5歳の姿を想像すると、涙が出てきましたけど、その目に入れても痛くないほど可愛いリリアが徐々に美しく花開いて、まさか父親代わりだったおじ様を翻弄させるようになるなんてね。
添い寝の習慣をうまく取り入れて、成長が無理なく分かるように、時には侍女の進言(忠告)も挟んで、おじ様は可愛いリリアがもうそんなに大きくなったんだー‼︎と苦悩が始まるわけです。
大きくなったリリアも素直に感情をみせるからこれまた可愛らしいわけで、おじ様は玉砕からの溺愛するのです。
激甘主旋律に陰謀というスパイスが散らされて、ストレスもそうなく、期待以上に楽しかったです。
面白いのですが
年齢差は気にならないのですが、2人のそれまでの関係性を思うと、何とも言えない気色悪さが...
昔、あさきゆめみしを読んだ時は、そんなことは思わなかったのに、何でだろ?
本作品を読んでいて、ヒーローが本当のお父さんか兄のようだったから、そんな気がするのかも。
それ以外は良かったです!
ガッカリ
表紙と本の中のイラストが違いすぎる。表紙に惹かれて購入したのに中のヒーローはイマイチ。しかもヒーローがクズ。ヒロインと会う前に女性関係が多いし、出会ってからもヒロインを忘れるために他の女と関係を持とうとするなんてヒーローじゃない。途中で読むのをやめました。買わなきゃよかった。