あらすじ
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「こら―――――!! なに? この部屋は! かたづけなさい! ぜーんぶすてちゃうからね!!」おかあさんは、いつもおこってばかりいる。朝から晩までずーっとおこっている。だから本当におこりんぼうせいから来た「おこりんぼうせいじん」じゃないかと思う。おこって、子どもたちにいうことをきかせて、いつか地球を征服するつもりなのかもしれない。「どう? かたづいた?」おこりんぼうせいじんが、ぼくの部屋に入ってきた。ところが、友達がこわしたおもちゃを、「どうして大事にしないの!」って、人の話も聞かないで、またおこった。ぼくは頭にきて、お母さんが謝るまで、絶対部屋からでないことに決めた。ところが、だれかと電話しているお母さんの話を聞いて、ぼくはおそろしくなった。もしかして……おかあさんは、本物のおこりんぼうせいじんなの!? おこる親、おこられる子ども、それぞれの気持ちをユーモアいっぱいに描いた一冊。
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Posted by ブクログ
朝から晩まで怒ってばかりのおかあさん。
部屋を片付けなさい、靴下ぬぎっぱなし、靴もバラバラ、ちゃんと返事しないと、それにも怒る。
こんなに怒るなんて、もしかしてお母さんは
怒りんぼ星から来た怒りんぼ星人なんじゃないだろうか?
(イラストではお母さんの皮をかぶった、緑色の宇宙人が!怒られている影に、おこりんぼ星人の姿有り)
お母さんてば、自分が悪い時でも ごめんなさい、って言わない。
もうこうなったら、お母さんが謝るまで部屋にこもっちゃうぞ!
お母さんにストライキする事を決めた兄弟はどうなる・・・?
スギヤマカナヨさんの母としての愛情もたっぷりの楽しい1冊。ぜひ、親子で読んでほしい。