【感想・ネタバレ】悩めるマネジャーのためのマネジメント・バイブル―脱「MBA」の経営論のレビュー

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Posted by ブクログ 2010年03月22日

とても熱い。対人関係で苦労してきた筆者の想いがひしひしと伝わってきて、励まされる本。

manageとは本来、何とかするという意味の動詞であって、決して部下を管理監督することのみがマネージメントなのではない。自己中心性に気づくこと、自分に矢印を向けること・・・前半のマネジメント論には苦労人らしい筆者...続きを読むの真情が溢れていて、読みごたえがある。人を大事に、想いを大事に、如何に血の通った経営ができるかということだ。

ただ熱い人なので話も長く、後半の経営戦略論の部分はふうんという感じ。西洋的な分析も大事だが東洋的なインテグレーションも大事、と言いたいことわかる。だがこれを「脱MBAの経営論」と呼ぶにはちょっと雑駁かなと思う。90分の講演会なら元気を貰って帰るところだが、本として読めばどっちつかず感が残ってしまい残念。

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