【感想・ネタバレ】ITビッグ4の描く未来のレビュー

あらすじ

アップル、アマゾン、グーグル、フェイスブック
――ITビッグ4の戦略を読み解く

序章にて「ITビッグ4がなぜ強いのか」を解説し、各社の「最近の動向」と「未来に向けた戦略」をひも解く。4社が発表する情報を注意深く、そして、それぞれの情報をつなげて見てみると、ITビッグ4がこれから何をしようとしているのか、これから世界をどのように変えていこうとしているかが見えてくる。それらをまとめたのが本書である。

主な内容

序章 世界に君臨するITビッグ4
第1章 アップル 最強のキラープロダクトiPhoneの次は?
第2章 アマゾン 多彩な取り組みはすべて「モノを売るため」
第3章 グーグル あり余る知性で活動分野を広げる頭脳集団
第4章 フェイスブック ネット国家の統治者に突きつけられる課題
第5章 私たちの未来はどのように変わるのか

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Posted by ブクログ

非常にまとまっていると思いました。
所謂ITビッグ4とはGAFAのことなのですが、その呼称は出てきません。
ここのところ、新聞各紙等で見ない日はないバズワードですが。
初版が2017年中盤なのですが、まだその呼び方はなかったのでしょうか。
プラットフォーマーという呼称も登場しません。

しかし、2018年の終わりに読んでも、見晴らしの良いまとめです。

日々関わるプラットフォーマーGAFAのうち、ボクはFacebookだけは数年前に決別しました。何か違和感を持ったからだと記憶しています。
結果、昨今Facebookの個人情報漏洩が喧しく言われるようになったので、結果オーライだったかもしれません。

使っていないFacebookですが、正直他のプラットフォーマーと比べて、その収益方法がピンときませんでした。
傘下のインスタグラムも含めて、PPC広告枠を提供しているだけでしょ、という認識しかなかったので。
しかし、問題はその規模でした。
Facebookが14億人、インスタグラムが10億人のユーザ数。単純にその数だけでもすごいですね。
そして個々のFacebookページの濃密さが強みなのでしょう。

今日の新聞で、GAFAを始めとするプラットフォーマーにIT税を課する案が現実味を帯びて報じられました。
なんだか、企業努力によって開発された発泡酒に安易に税加算する手法みたいに感じます。

外と交わらず、国内で完結する中国のプラットフォーマーは涼しい顔です。
今後、米中のIT競争はどうなるのでしょうか。

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2018年12月31日

Posted by ブクログ

軽く、さらーっと読める割には、ポイントを抑えていて大変良かった。
知らなかったことはほとんど無いけど、こうやってうまくつなぎ合わせてまとめてくれると大変助かる。

0
2018年04月05日

Posted by ブクログ

ビッグ4についてすごいことは分かっているが、何がすごくて今後さらにどう成長していこうとしているのかが、各社ごとにまとめられている。ビッグ4同士の競合もある動画配信、自動運転、医療健康などの領域の進展は今後興味深い。

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2018年01月11日

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