【感想・ネタバレ】種の起原 上のレビュー

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Posted by ブクログ

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進化論を提唱した、ダーウィンの名著。
彼の文章は中々回りくどく、難解であった。

ただ一つ言いたいのは、彼は「創造論者」を避難してはいるが、決して「キリスト教」を攻撃してはいない。
彼が進化論の根拠とするのは、「今知られている動物が、絶滅した動物に比べて少数であることを考えれば、少しずつあゆみがあったと考えるのが当然である。自然は多様性を浪費するが、改革は節約する。自然は飛躍しない。」と述べる。

また古代ギリシャのアリストテレスの著書「自然学」において、自然選択の原理の萌芽を見て取ることができるとする。それは「例えば歯が噛み切るように、または草をすりつぶすようにできているのは、そのために造られたのではなく、結果である。あらゆる器官がそのためにできているように見えるのは、内在的な変化の結果である。」としたところである。これについては、自然選択ではないよねとダーウィンは云っている。

とにかく、完全に理解するには至っていない。下巻もあるのだが、光文社古典新訳文庫からも出ているし、合わせて読んでみたい。

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2011年10月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「利己的な遺伝子」を読む前に急いで読み始めた。

が、読みにくい。私が門外漢だからか、読書力が足りないのか、訳がよくないのか。目が文字面を滑ってしまう。

原本は6版まであるそうだが、これは初版の翻訳。

自然選択(淘汰)説を提唱したことで有名。だが、ウォーレスとの共著の形で発表された論文をもとにした著作であることや、ダーウィン以前にも自然選択説を示唆する学者がいたことが記されている。

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2023年08月06日

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