あらすじ
見知らぬ男に殴り倒され、気を失ったジェイソン・デッセン。目覚めると、彼の人生は一変していた……。ソニ・ピクチャーズ映画化
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Posted by ブクログ
「ダーク・マター」と言う物理学の謎に迫るようなタイトルだったので、取っつきにくい作品かと思ったんですが、いい方向に期待を外されました。富士急ハイランドのジェットコースター程では有りませんが、花やしきのジェットコースター程度のハラハラドキドキ具合。帯にアンディ・ウィアーの「ページをめくる手が止まらなかった!」と言うコメントが載っていましたが、その通りでしたね。一気読みしてしまいました。
結末に近くなって、物語は複雑化の様相を帯びます。言ってしまえば、同時に複数の状態を取ると言うシュレディンガーの猫がジェイソン自身に起きてしまったわけです。シュレディンガーの猫の場合は、状態を観察してしまうと、それまで保たれていた複数の状態が壊れて一つの状態に収束するんですが、ジェイソンの場合は、薬でリミッターが外れているので、同時に複数の状態を保ちうるので、そんなややこしい事になってしまうんですね。
回収されない伏線がありませんか?ジェイソンが逃げる時に助けてくれた女性ですが、後からやっぱりシュレディンガーの猫になって出てくると思っていたんですが、出て来ませんでしたね。あの思わせぶりな表現はなんなんだ?
結末は、ちょっと微妙ですが、ジェイソンがシュレディンガーの猫になってしまっているので、あれで収束させるしか無いのかな。
Posted by ブクログ
面白かった!
何というパラレルワールドなのだろう。
ジェイソンと同様、読み手もどうなってるのかわからず翻弄される。
後半の展開も凄まじい。何人も自分がいるって恐ろしい。
Posted by ブクログ
パラレルワールド。
意味不明になる一歩手前でギリギリ持ちこたえた感じ。
一つの世界に大量のジェイソンを残していくとかかなりのギャグ展開だけどそこは深く考えてはいけないところ。
シンプルにジェイソン2号を倒して家族を取り戻すっていう話で良かったんじゃ?