【感想・ネタバレ】愛の忘れ形見のレビュー

あらすじ

私はただの繭。赤ちゃんを産んだら、からっぽになって去るだけ……。

天涯孤独のアリナのお腹には今、小さな命がすくすく育っている。でも、その子と彼女に血のつながりはない。度重なる流産の末とうとう子宝に恵まれなかった友人夫妻のために代理母を買って出たのだが、不幸な事故で夫妻はこの世を去ったのだ。悲しみのなか、アリナは亡き友の兄で大富豪のイーサンを訪ね、お腹の子の保護者になってほしいと頼む。赤ちゃんには、本当の親族に愛され幸せになってもらいたいから……。だが、イーサンの答えはアリナの予想をはるかに超えていた――この代理母契約のことを知る者が他にいないとわかるや、彼は言った!「だったら、この子供は僕ら二人の子供にしよう」

■イーサンが提案しているのは便宜上の結婚。そこに愛はなく、永遠に続くわけでもない。けれども、一緒に過ごすうちにどんどん彼に惹かれていく自分を止めることができなくて、アリナはその切ない愛に苦悩して……。孤独に生きてきたシンデレラヒロインの物語!

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Posted by ブクログ

責任感ある誠実ヒーローは好みだし、ところどころにときめく表現もちりばめられてるんだけど、ヒロインの描写が…
ちょっと秘密めいていて、殻に閉じこもっているところに今一つ共感できなかったから、切ない話が切なくなかった。実際は秘密は無くてトラウマで心が麻痺してたって感じ。でも、そうであることも最後まで分からなくて、ヒロインの気持ちが掴めないヒーローと同じ立場になっちゃって、話に入り込めなかった。

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2017年10月26日

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