あらすじ
職(ジョブ)から働き(ワーク)へ
働き方・生き方革命が始まった!
・自分なりの成功をイメージする。
・仕事を分散させる。
・所有ではなくアクセスで経済的な負担を減らす。
終身雇用ではなく「ギグ(単発の仕事)」を基盤とした新しい働き方「ギグ・エコノミー」。
よりよい仕事を得る、休みを増やす、理想の人生に向けた資金繰りを行うという3つの軸をもとに、思い描いたとおりの成功を収め、充実感に満ちた人生を送るための10の法則を解説。
フリーランスも勤め人も必読。働き方の未来予想図
――深津貴之氏(THE GUILD代表)
「ギグ・エコノミー」のパイオニアによる初の著書
著者が創設し、全米で「革新的なビジネススクール講座トップ10」に選ばれた人気講座をもとに、成功するためのエクササイズを多数収録。
「本書のねらいはギグ・エコノミーの道案内をして、成功のツールを提供することにある。ギグ・エコノミーでの成功とは、職を見つけることではなく、方向性が定まりバランスの取れた人生を送ること、
そして人生における目標に近づく助けとなる充実した仕事を見つけることだ」
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Posted by ブクログ
よりよい仕事を得る、休みを増やす、理想の人生に向けた資金繰りを行うという3つの軸をもとに、思い描いたとおりの成功を収め、充実感に満ちた人生を送るための10の法則を解説しています。
この本はライフ・シフトで定義されているポートフォリオワーカーを実際に行うにあたって意識すべきことなどが書かれていて、とくにライフ・シフトを読んだ人にとっては補完する点でももってこいの本だと思います。
Posted by ブクログ
これからの働き方についてだけでなく、ギグ・ワークスを成功させるための10ケ条とはこれからの成熟社会でハッピーに暮らすためのTipsだった。
1条目の「自分なりの成功を定義する」から始まって、自分の人生を自分自身でデザインして、自由に泳ぐための指南書。スキルと人とコミュニティと貯金と保険。
ここでもこれからの時代において、複数のコミュニティに在することの重要性が語られている。
Posted by ブクログ
意外とアメリカでも、終身雇用がはびこっていたのね。
というのが素直な感想。
アメリカは、スキルで食べていく国というイメージは
勝手な印象だったのか。
私自身が
会社員をやめて「職(ジョブ)から働き(ワーク)へ」
となったのが15年前。
ギグ(単発の仕事)でも、
仕方なく引き受けたり、収入面を重視して受託したり
ということも、正直あります。
でもやっぱり
自らの手で、お気に入りのギグのパネルを組み合わせて
心地よく仕事をしたいと思います。
第2部の「休みを増やす」は、とても参考になりました。
あらかじめ休みを取る最良のシナリオをしっかりと考えていきたいです。
終盤のライフプランニングは、共感を抱く内容でした。
家計簿の支出分類は、使い途を可視化するため。
1円たりともキッチリ数字が合うような家計簿つけは、意味のないことだと思っています。
お金を使うことについて
「人生を買っている」
と表現していました。
大げさでなく、本当にその通り。
名言です。
Posted by ブクログ
LIFE SHIFTの関連書籍として読み始めました。GIG ECONOMYというのは「単発の仕事」という意味で、これからの時代、一つの仕事だけで稼ぐのはリスクがあるので複数の仕事を掛け持ちしてリスク分散しましょう、というような内容でした。ポートフォリオワーカーの勧めといった感じです。
本書を読んで受け取った感想をざっくりと書きます。
長寿化によって、我々は働く期間が長くなります。これまで通りの価値観で、一つの仕事だけにとらわれていても、その仕事の寿命がいつまで持つかわかりません。つまり一つの仕事だけで食べていくことはこれから生きていく時代ではリスクが高いということになります。
一方でギグエコノミーでは、複数の仕事を掛け持ち、リスクを分散させます。こうすることで一つの仕事に寿命が来ても自身への影響は小さく抑えることができます。AIの進化は従来の仕事寿命を益々短くしていきます。我々が今面倒だと感じている仕事にこそ、AIによる自動化の波は押し寄せます。もし自分がすがっているたった一つの仕事がAIに取って変わられたら?
私はよくビジネス書と啓発書のハイブリッドのような本を好んで読みます。そこには、好きなことに熱狂せよ。これからの時代は「好き」を突き詰めるところにマネタイズのチャンスがある。というようなことが書かれています。このような趣旨は心を熱くさせるのと同時に、一歩踏み出すことを躊躇してしまう不確実性も持ち合わせます。
「GIG ECONOMY」は、その不確実性をフォローする社会科学的な観点や経済学的な観点がとても詳しく書かれています。
Posted by ブクログ
個人的なまとめ
企業の雇用形態が高度なスキルが要求される仕事も正社員として雇用されなくなり、パートや単発の仕事形態へと変化していく。
すでにあるスキル、経験、興味を活かして複数のギグ(コンサルティング、業務請負、パート、アルバイト、派遣労働、フリーランス、自営業、副業)からなる多角的ポートフォリオを整えた生き方が重要で仕事を得る時には素晴らしい経歴やスキルよりも人との繋がりが鍵を握るようになっていく。
ギグエコノミーの個人事業主は収入は波があり、安定しないのでそのような時もカバーできるようにスリムな家計を維持する事が重要だ。
読んだ後に思ったこと
企業の雇用形態の変化でマイナスなイメージとしては賃金が減り、働きたい時に働けない(雇われない)ようになって振り回されるのは嫌だなと思った。
逆にチャンスと捉えると、ある程度の資産を持っていれば働き方の自由度が増し、正社員としての拘束時間が減って様々な仕事の機会を増やすことができる。
また、自分のやりたいことに集中できたり、新たな居場所を増やす事がメリットだなと思いました。
衣食住を整え、自分で食べる分は自分で育てたり、獲ったりして、仲の良い取引先からお仕事の依頼を貰えたら是非よろしくお願いしますと言えるような感覚で生きたいと思いました。