【感想・ネタバレ】ギグ・エコノミー 人生100年時代を幸せに暮らす最強の働き方のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

意外とアメリカでも、終身雇用がはびこっていたのね。

というのが素直な感想。
アメリカは、スキルで食べていく国というイメージは
勝手な印象だったのか。

私自身が
会社員をやめて「職(ジョブ)から働き(ワーク)へ」
となったのが15年前。

ギグ(単発の仕事)でも、
仕方なく引き受けたり、収入面を重視して受託したり
ということも、正直あります。

でもやっぱり
自らの手で、お気に入りのギグのパネルを組み合わせて
心地よく仕事をしたいと思います。

第2部の「休みを増やす」は、とても参考になりました。

あらかじめ休みを取る最良のシナリオをしっかりと考えていきたいです。

終盤のライフプランニングは、共感を抱く内容でした。
家計簿の支出分類は、使い途を可視化するため。
1円たりともキッチリ数字が合うような家計簿つけは、意味のないことだと思っています。

お金を使うことについて
「人生を買っている」
と表現していました。

大げさでなく、本当にその通り。
名言です。

0
2018年08月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

LIFE SHIFTの関連書籍として読み始めました。GIG ECONOMYというのは「単発の仕事」という意味で、これからの時代、一つの仕事だけで稼ぐのはリスクがあるので複数の仕事を掛け持ちしてリスク分散しましょう、というような内容でした。ポートフォリオワーカーの勧めといった感じです。

本書を読んで受け取った感想をざっくりと書きます。
長寿化によって、我々は働く期間が長くなります。これまで通りの価値観で、一つの仕事だけにとらわれていても、その仕事の寿命がいつまで持つかわかりません。つまり一つの仕事だけで食べていくことはこれから生きていく時代ではリスクが高いということになります。
一方でギグエコノミーでは、複数の仕事を掛け持ち、リスクを分散させます。こうすることで一つの仕事に寿命が来ても自身への影響は小さく抑えることができます。AIの進化は従来の仕事寿命を益々短くしていきます。我々が今面倒だと感じている仕事にこそ、AIによる自動化の波は押し寄せます。もし自分がすがっているたった一つの仕事がAIに取って変わられたら?

私はよくビジネス書と啓発書のハイブリッドのような本を好んで読みます。そこには、好きなことに熱狂せよ。これからの時代は「好き」を突き詰めるところにマネタイズのチャンスがある。というようなことが書かれています。このような趣旨は心を熱くさせるのと同時に、一歩踏み出すことを躊躇してしまう不確実性も持ち合わせます。
「GIG ECONOMY」は、その不確実性をフォローする社会科学的な観点や経済学的な観点がとても詳しく書かれています。

1
2017年10月30日

「ビジネス・経済」ランキング