あらすじ
ウィンディア、ガエリオンを新たな仲間として迎え、メルロマルク国内の盾の勇者の汚名を雪ぐため、神鳥の聖人として行商を続ける槍の勇者元康一行。
そんなある日、三勇教に陰謀を巡らされて一行は冤罪を被せられることに。
しかし神鳥の聖人=盾の勇者と発覚したメルロマルク国民は国と宗教の陰謀だと怒り猛り、内乱が勃発してしまう。
「勝てば官軍、負ければ賊軍ですぞ? 正義が正しく誰の目にも明らかであるなどと言うのは子供の理屈ですぞ」
過激化する三勇教の追跡、活発的な国内の革命活動。
元康は愛するフィロリアル、フィーロと再会することはできるのか……?
異世界やり直しファンタジー驚愕の第四弾、ここに開幕!
感情タグBEST3
待ちに待った新作
およそ5年ぶりに新刊出たときは本当に待ち遠しかったです。ようやく出てくれて本当に嬉しいです。その反動なのか、買った当日から穴が開くほどのめり込んで読んでいました。
元康の最初に育てたフィロリアルであるフレオンがまさかメルロマルク編で出てくるとは少し意表を突かれました。加えて、フレオンに変わった設定がありましたしね...そのフレオンのおかげで樹は改心(笑)して覆面ヒーローになり、尚文たちと一応仲直りできてよかったです。
ただweb版と同じくエクレールさんが亡くなり、その他にも犠牲になった人(フレオンの持ち主、モグラの獣人達など)が出てしまいましたね。挙句、錬が雲隠れしてしまいましたね。コミカライズ版だと四霊が復活して暴れ回り、そのドサクサに錬は亡くなるけど、今回は樹もいるからまた少し違った展開になるかもしれない。そのままフォーブレイ編に行くのか、霊亀に乗り込んでキョウと戦い、絆たちが担当する異世界に行くのかが気になる。
次巻は早めに刊行して欲しいですね。本当に続きが気になります。もうすでにこの気持ちでいっぱいいっぱいです。
それに盾の勇者の成り上がりの方の続きも早く刊行して欲しいですね。(槍の勇者のストーリーや設定を反映させる、伏線回収の意味でも)
正史とのズレ
盾の正史とのズレが顕著になり、完全に独立したストーリーになっている。
面白かったが、盾の続き早よ。
フィロリアル可愛い。