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Posted by ブクログ 2018年10月23日
ガウス、アーベル、ガロアを中心に中世、近世の数学者の人生をそのつながりとともに書き上げた力作。本書の内容は、才能ある若い脳をその適正へと導くはずである。理系離れが激しい昨今、数学の授業で問題ばかりを解くのではなく、このような本を取り入れ数学史を学んでほしい。
Posted by ブクログ 2011年12月19日
嘗て筑摩書房から出版された「中学生全集-全100巻-」の一篇、
1950年のことだからなんと60年前。
古代ギリシアのアルキメデスやピュタゴラスにはじまって19世紀初期のアーベルやガロアに至る二千年の数学概観史。
とくに、ガウス、コーシー、アーベル、ガロアの4者について語る第4章「近世数学の高峰」は...続きを読む、著者の熱意が伝わりくる雄弁さがきわだつ。
「久遠なる糸杉はわれをかこむ
色あせし秋の日よりなお色あせて
わが身は墓場へとくだりゆく」
-迫りくる死期を予感しつつ書かれたガロアの手記
Posted by ブクログ 2010年05月08日
あんまり専門的な話には入らず偉人伝のような感じで読みやすかったです。
巻末に数学者の年表がついてるので時代がわかりやすくていいなと!
エコール・ポリテクニックらへんの話はこれで初めてしったので面白かったです~!