【感想・ネタバレ】【合本版】モンスター・クラーン 全7巻のレビュー

あらすじ

昼と夜の狭間、黄昏の住人たち――モンスター。
人間の少女・咲夜はモンスターを束ねるヴァンピーアー一家に育てられた。
しかし、彼女を疎んじる長老たちから、咲夜は一族として認められるための試練を与えられる。
「血の掟に従い、血族(クラーン)を離反した異端者(ケッツァー)を狩れ」愛銃を手に、咲夜は朽ちた城砦に乗り込むが大ピンチに。
そこに助けに現れたのは、十年前に離ればなれになった義兄(あに)・アベルで!?

(収録内容)
モンスター・クラーン 黄昏の標的(ツィール)
モンスター・クラーン 悠久の盾(シルト)
モンスター・クラーン 虚構の箱舟(アルシェ)
モンスター・クラーン 迷宮の歌姫(ディーバ)
モンスター・クラーン 紅涙の弾丸(クーゲル)
モンスター・クラーン 別離の嵐(シュトゥルム)
モンスター・クラーン 黎明の光冠(クローネ)

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

購入済み

主人公は結局のところ、最初から最後まで皆から大事に大事にされてきたお姫様。
2人はラブラブなはずなのに、王子様的役割のヒーローは表情も言葉も乏しくあまり感情が感じられない。お互い兄妹と思ってないにしても恋愛的な意味でのキッカケが不明な程に描写がない。
あまり感情移入できなかったので読み飛ばし気味だったせいだろうか。
絵柄は綺麗だけど、表情も硬くて主人公もかわいさや、それこそ400年以上も執着される程の美しさや柔らかさとかの魅力も感じない。
お菓子や紅茶、銃の描写のほうが細やか。
バトルはシティーハンター並みの狙撃力がないと無理な程、弾丸数が毎回明らかに足りないのに弾丸殆ど持たされていないのと、銃がなければ抵抗する手段がないという、非力な自覚があるのにうっかり銃を忘れてきたり、強いはずのヒーローその他が毎回怪我で死にそうになるほど強いモンスターと戦っているはずなのに、お姫様はほぼ無傷でたった一発の弾丸であっさり仕留めてしまう。銀の弾丸の謎の高性能さに違和感がつきまとう。

1
2020年02月03日

「女性向けライトノベル」ランキング