あらすじ
もとは人間だったウツギリを「死神」として森に縛り付けていた、『本当の死神』。
その正体を知ったとき、初は苦しい選択を迫られる……。
初は、愛しい青年のために『本当の死神』を殺すことができるのか……?
既刊重版出来!
大人気、死神と少女の異類婚姻譚。
『死神』という残酷なシステムの謎に迫る第7巻!
電子書籍限定・描き下ろしコミックを収録!
感情タグBEST3
切ない・・・その一言でした。
動物の純粋で真っ直ぐな気持ちは、憎めなくてやりきれません。
カンナのことをただただ好きという思いが溢れて出ているシーンなんかは、切ないし、悲しいし、できることなら報われて欲しいし、何とも言えない気持ちになりました。
全員がハッピーになれる道があればいいのに・・・。
そうならないのだろうなと思いながらも、そう願っています。
泣ける…
はぁ。。。
ただ感動だったり、苦しいだったり、愛だったり、ではなくて、今回は今までで一番深い内容でした。
初ちゃんの気持ちもわかり、ウツギリさんの愛ある言葉にも心が動かされました。
それにほんとの『死神』。その理由を知ったとき、鳥肌が立ち、泣けてきました。
読み終えた後、とっても素敵な本だったな…と、ちょっと浸ってしいました。
巻末の
4コマでいつも和まされますが、いやいや大変なんだって!と、読み返し。
途中「ああーっ!」と再度声をあげて。気付けばJKそして4コマ。カンナは?居ても怖いけど居ないと心配。
とりあえず稔里さんと過ごせているならいいか。
死神にみいられた少女
途中から予想がついた事が明らかになった巻でした。
でも思ったより恐ろしい展開ではありました。
初(うぶ)を巡って4人(正確には2人と2匹)の男性(オス)のそれぞれの想いや思惑、初が天涯孤独になった理由もわかり、改めて初が「死神にみいられた少女」だった事がわかりました。
途中もどかしくハラハラする場面もありましたが、巻末で描かれた2人の想いと愛の強さが引き立ちます。
できればこのまま人間としての人生を全うして、2人が幸せになって欲しいです。